10/19 関西シクロクロス第1戦 桂川 E1 6位

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今年の関西シクロクロスは京都 桂川で開幕。
思うようにパワーが出ないフィジカルにフラストレーションを抱えつつ3名の4位パックで展開するも、ラスト2周というタイミングでコースアウト。
パックから脱落し、単独6位という結果に終わった。

10/19 関西シクロクロス第1戦 桂川 E1

天候:晴れ 24度

コースコンディション:グラウンド+草地 ドライ~セミウエット

リザルト:6位/87名(10周回 +2:39 順位6% フルラップ完走28名)

機材

TREK Boone 2号車

  • 前輪: Yoeleo SAT C45 DB PRO / Panaracer ALBIT + Insert / 1.6bar
  • 後輪: Yoeleo SAT C45 DB PRO / Panaracer CGCX + Insert / 1.6bar

※空気圧はPanaracer デュアルヘッド デジタルゲージ基準

目次

コースとセッティング

関西シクロクロスの会場の中でも古株の「桂川」。
京都市内という立地、高速道路を降りてすぐそこ、というアクセスの良さから人気の会場だ。
桂川といえばシーズン最終戦の会場という印象が強いが、今年はここが開幕戦の舞台になる。

なお正式な大会名は「レインボーハブゲカップ 桂川」。
ホイールに取り付ける「ハブ毛」を復刻し販売する秘密結社「レインボーハブゲジャパン」が冠スポンサーとなっている。

コースは河川敷を利用した細長いレイアウトで、コース図右側にあたる前半区間はグラウンドを取り囲むようなフラットでハードな高速区間、
一転して後半は、土手の高低差を利用したアップダウンやキャンバー、タイトなコーナーが繰り返すテクニカルかつタフなエリアとなっている。

関西シクロクロス

いつも通り前日試走から参加。まだ体がシクロクロスの乗り方を思い出せていないシーズン序盤。念入りに走ってバイクやコースに慣れておきたい。

今回、土曜日のシクロクロススクールの講師を務めた。
知り合いしか来てくれなかったらどうしよう…と不安だったが、ありがたいことに40名ほども参加していただけた。
ただ、流石に人数が多く、じっくりコース攻略できなかった&時間が押してしまったのは反省点。
次回があれば、あえてポイントを絞り、重点的に反復練習を行う形にした方が良さそうだ。

コースコンディションは、土曜日こそほぼドライだったが、夜から当日朝にかけて断続的に雨が降り、レース当日はウエットコンディションに。
午前中のレースを終えたバイクを見ると、車体がドロドロに汚れているような状況だった。
それでも昼頃には水分が抜け、路面が踏み固められて徐々に走りやすくなっていった。

気温は25度前後と高くないものの、湿度が高く蒸し暑い。
アップ後はしっかり水分を摂り、ボトルをバイクに取り付けて招集へ向かった。

レースレポート

ゼッケン1番、もちろん1列目スタート。
先頭に出て、長い直線の先の1コーナーでホールショットを獲っておく。

ピット前の直線に差し掛かった頃、そろそろ来るなと思っていたら、やはり横山航太が仕掛けてきた。
順位を入れ替え、レースはコース後半のテクニカルセクションへ。
キャンバーが続くテクニカルな区間では、コータの後ろに張り付き、無駄のないライン取りやスピードコントロールを正確にトレース。
やはり、速い選手の後ろにつくだけで速く走れる。ハイペースがキツいが、3番手との差を広げていく。
2つ目の階段を過ぎた後の加速で遅れてしまったものの、6分1秒というラップタイムを叩き出し、先頭から7秒差、2番手で2周目へ。

もちろん、単独2番手で逃げ切れるほど甘くない。2~3周目には竹之内悠、村田、マコリン、そしてコッシーが追いついてきた。少し後ろには、身体を絞り直したヨシ君もいる。
しかし今日は、どうにも踏み切れていない。速度が落ちたところからの加速で少しずつ遅れ始め、ついにはパックから脱落。単独6番手へ。後方から上がってきた海藤選手にもかわされ、7番手までポジションを落としてしまった。

レース中盤の5周目。悠さんとマコリンは抜け出し、それぞれ2位、3位に。
4番手は村田・海藤パック。私はコッシーを捕まえ、6番手パックで前を追う展開。
全日本選手権で安定してシングルリザルトを取るような先頭3名はともかく、せめて4番手パックには追いつきたい。

6周目、前半グラウンド区間で海藤選手が前を牽かされ、ペースが緩んでいるように見えたので、ここが好機とばかりにペースアップ。ドッキングを果たす。
以降は4名で順位を入れ替えつつレースを進め、8周目には村田さん・コッシーとの3名パックに絞られた。

今年のコッシーはかなり仕上がってるようで、余裕すら感じられる。もちろん村田さんは例年どおりの強さだ。
今日、このパックで一番弱いのは多分私だ。パワー負けしているのをひしひしと感じる。

3名のパックで、10周回のレースは9周目へ、ここからが勝負というところ。
私が先頭にキャンバー区間に入ったが、1つ目の階段で、何かを感じ取ったようなコッシーがスッと前に出た。
そして直後の下り、いつも通りに下ったはずが、轍にハンドルを取られてコースアウト。転倒こそしなかったものの完全にストップしてしまった。
運が悪いことにラップの選手も来ていて復帰に手間取る。これでパックから完全に脱落。15秒ほどの差が開いてしまった。

単独6番手。後続は来ていないものの、前は遠い。
ここからペースを上げる脚もなく、ゴールスプリントで争う村田・コッシーパックを横目に最終コーナーを立ち上がり、14秒差でフィニッシュ。

レースを振り返って

ここから勝負…という重要局面でのミスが命取りになり、4位争いの駆け引きに参加すらできなかった。もったいない。

だがレースを振り返ると、そもそもフィジカルがダメだった。踏み込みが甘く、加速で離される場面が何度もあったし、シクロクロスの高強度に全然対応できていなかったと思う。
村田さん、コッシーとのパックでも終始ギリギリで、レースの主導権を握るどころか、ついていくのが精一杯。そういう余裕の無さがミスにつながったんだと思う。

今年の実力はこの程度なのか?それとも、まだシーズンインで寝ぼけているだけか?
今後調子が上がってくるのに期待して身体に刺激を入れつつ、関西CX第2戦 御坊に備えます。

応援・撮影・サポートありがとうございました。

周回数タイム
0周目0分12秒
1周目6分01秒
2周目6分19秒
3周目6分24秒
4周目6分21秒
5周目6分20秒
6周目6分26秒
7周目6分21秒
8周目6分23秒
9周目6分40秒
10周目6分22秒
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