ニューヨークマップのGrand Central Circuitを3周するレースシミュレーションワークアウト。
空中回廊の厳しい上りは勝負所で、集団をふるい落とすため、ごく短いレストでVO2MAX~無酸素域の厳しいインターバルが掛かる。
Zwift Racing > Week 5 > 4. New York Grand Central Circuit
https://whatsonzwift.com/workouts/zwift-racing/week-5-4-new-york-grand-central-circuit
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- アップ
- 35→55% 7分
- 2セット×(110% 30秒 (110rpm)+55% 30秒 (85rpm))
- 55% 1分
- メインセット
- 1周目
- 150% 20秒
- 90% 1分
- 110% 1分
- 65% 20秒
- 120% 1分
- 65% 20秒
- 110% 1分
- 65% 20秒
- 120% 45秒
- 65% 15秒
- 140% 30秒
- 65% 4分
- 95% 3分
- 2周目
- 110% 1分
- 65% 20秒
- 120% 1分
- 65% 20秒
- 110% 1分
- 65% 20秒
- 120% 45秒
- 65% 15秒
- 140% 30秒
- 65% 4分
- 95% 3分
- 3周目
- 110% 1分
- 65% 20秒
- 120% 1分
- 65% 20秒
- 110% 1分
- 65% 20秒
- 120% 45秒
- 65% 15秒
- 140% 30秒
- 65% 4分
- 95% 3分
- ゴールスプリント 200% 20秒
- クールダウン
- 55→35% 5分
ワークアウトについて
ニューヨークマップのGrand Central Circuitルートは、1周6.9km、獲得標高144mで、以下のようなプロファイル。
空中回廊の上り区間、下り区間、地上の平地区間が、それぞれ1/3ずつを占めている。
本ワークアウトでは、このコースを3周するレースを想定しており、コースの地形やレースの展開のシミュレーションができる。
上り区間…5分30秒
一番の勝負所は空中回廊の険しいヒルクライム。ここで集団から遅れてしまうと、下り区間、そしてその後の平地区間で復帰するのは絶望的。
したがってレースでは、上り区間は激しいペースアップの応酬となる。
このワークアウトでは、ライバルをふるいに掛けるための激しいプッシュがL5(VO2MAX)~L6(AC)インターバルで表現されている。
勾配に応じてペースが緩むため短いレストがあるが、気休め程度に足を休めたらすぐ次のインターバルがやってくる。
心拍数は最大心拍の90%付近まで上がり、脚もどんどん削られていく。
しかし、無理をしてでも踏んでいかなければならないポイントだ。
- 110% 1分
- 65% 20秒
- 120% 1分
- 65% 20秒
- 110% 1分
- 65% 20秒
- 120% 45秒
- 65% 15秒
- 140% 30秒
下り区間…4分
上り区間のセレクションに残れたら、下りは集団内で足を休められる。
4分間で心拍数を下げ、脚に溜まった疲労を抜いて平地区間に備える。
- 65% 4分
平地区間…3分
平地はLT域で巡航。
それなりのパワーで踏み続けているが集団に大きな動きはなく、次の上りに備えている状態。
- 95% 3分
平地区間の途中にコントロールラインがあり、再び上り区間に向かう。
ファイナルラップは次項のスプリントへ。
スプリント…20秒
最終周回まで先頭集団に残れたら、いよいよゴールスプリント。
脚の状態はとてもフレッシュとは言えないだろうけど、20秒だけもがいて出し切ろう。
- ゴールスプリント 200% 20秒
ワークアウト実走
ランプアップと短いケイデンスドリルで、体を暖め脚を目覚めさせてからメインセットへ。
スタート時のみ、150% 20秒のスタートダッシュが掛かるが、その後すぐLT走に移行。
そして、5分半の地獄のような上り区間が始まる。
上り区間は集団をふるいに掛けるためのペースアップをインターバルで再現しており、
L5~L6 1分+レスト 20秒
を繰り返していく。レストが短いのでほとんど回復できないが、この僅かな時間で脚を軽くできないと、最後までもたない。
4本目は少し短く、プッシュ45秒+レスト15秒。そしてピーク直前では140% 30秒のスパートが掛かる。
集団内で登りきれたら下り区間はレスト。しっかり回復し、平坦路は集団で高速巡航。LT域で踏みながら次の上りに備える。
なお、実際のレースで集団から遅れてしまうと、ここからはひたすら個人TTを行うことになる。
上り区間はまさに地獄だが、なんとか3周耐え抜いたら(実際のレースでは)ゴールスプリントに参加する権利が与えられる。
平地区間のラスト、20秒フルもがきしてフィニッシュ。
直線は踏み倒して、コーナーで少しだけ脚を休めるシクロクロスではこういう踏み方をする(インターバル区間はもっと短いけど…)ので、結構実践的だなと思った。
しかし、私はニューヨークマップが嫌いだ…
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。