2023年の夏コミC102にも参戦。
今回の新刊は、サイクリストの「家」にフォーカスした。
…もちろん「ロードバイクと暮らすおしゃれなサイクルライフ紹介」などではない。
自転車にのめり込み、ロード、MTB、グラベル、CX…と様々なジャンルに手を出し、自宅には数多くのバイクとパーツが溢れる…
本誌はそんな「多頭飼いサイクリスト」のための一冊。限られたスペースに1台でも多くのバイクを収納するノウハウを、インスタ映えはしないがTwitterで軽くバズりそうな事例集とともにお届けする。
C102 新刊 『限界自転車部屋』
本文 64 ページ 会場価格 1,000 円
他に3Dプリンタ製のGarmin Edge脱落防止クリップやブロンプトン用ロングハンドルバーキャッチなども頒布する。
コミックマーケットC102 2日目(8/13) 東X-32a 幻想サイクル
にてお会いしましょう!
おしながき
- C102新刊『限界自転車部屋』 \1,000
- 3Dプリンタ製 ガーミン用脱落防止クリップ \500
3Dプリンタ製 ブロンプトン用 ロングハンドルバーキャッチ \1,000- C101既刊『限界車載ナレッジ』 \1,000
- [委託] デラックスレインボーハブブラシロイヤル(ハブ毛) \3,000
C102新刊『限界自転車部屋』
「体はひとつなのに、なぜそんなに自転車を持っているのか?」
あなたがコアなサイクリストなら、家族に、友人知人に、一度はこんな言葉を投げかけられた経験があるだろう。
しかし、走るフィールドにあわせて自転車を乗り換えるのはごく当たり前のことだ。
自転車は1台で良いなどと寝言を言う輩は過激なミニマリストだ。運動靴で結婚式に出席するような連中に耳を傾ける必要はない。さぁ今すぐ増車だ軍拡だ。
とはいえ、欲望のままに必要に迫られてバイクを増やしていくと、やがて置き場所がないという問題にぶちあたる。
本誌はそんなあなたのため、限られたスペースにバイクを収めるノウハウと、限界サイクリストたちの住まいを取材した事例集を1冊にまとめた。読み物として、参考書として、楽しんでもらえれば幸いだ。
自転車にも TPO がある。
舗装路を走るのにロードバイクを使い、河川敷や未舗装林道・グラベルを走るのにグラベルロードを使い、クロスカントリーレースでは XC バイクに乗り、自走トレイルではハードテールのトレイル MTB を使い、ゲレンデではエンデューロバイクを駆り、ちょっとした旅行にはフォールディングバイクを持っていく。
もちろん、複数のジャンルにまたがって使うこともできる車種がほとんどだ。しかしそれは、決して専用のものに性能で優ることはない。
かくして、自転車オタクの部屋はバイクで埋め尽くされていく。
しかし、スペースは有限である。我々はこの増えていくバイクを部屋に納めなければならないのだ。
本文 64 ページ。
会場価格 1,000 円
C102: 限界自転車部屋(幻想サイクル)
内容について
本誌は次のような2部構成となっている。
- 第1章:多頭飼いサイクリストのバイク収納術
- 第2章:君たちはどう暮らすか
第1章では、バイクラックの選び方や、3D CADを使った自転車部屋のレイアウト設計など、限られたスペースを有効活用する収納ノウハウを解説する。
第2章は、著者(ゲン・すくみず)はじめ、限界サイクリストたちの住まいを紹介する。賃貸集合住宅・一戸建て・夢と欲求を詰め込んだ注文住宅まで、様々なケースを取材した。
入手方法(頒布・配信・委託販売)
コミックマーケットC102での頒布に加えて、Amazon Kindleでの電子書籍配信、メロンブックスでの委託販売も行う。
- C102会場 2日目(8/13) 東2 X-32a 幻想サイクル (\1,000)
- Kindle(電子版)(\1,250)
- メロンブックス (\1,571)
幻想サイクルの同人誌はすべてKindle Unlimitedの読み放題対象なので、既刊も読みたいならこちらがお得。
また、2023年の第38回シマノ鈴鹿ロード(8/19のみ)にも持参する。
少数だが、事前にお声がけいただければ取り置き可能です。
その他物品の頒布
ガーミン用脱落防止クリップ
GPSサイクルコンピュータの脱落防止のためのストラップ小物。熱溶解積層方式の3Dプリンタで製作。素材はABS樹脂を使用している。
31.8mmハンドルに着脱できるわずか2.4gの「命綱」は、ハンドルにパチンと嵌めるだけの簡単装着。しかし、フックの形状を工夫しているためストラップを引っ張っても自然に外れることはない。
ゴム製ストラップのように走行中プラプラしないし、幅5mmと細身で目立たないため、バイクの美観を崩さない。
会場価格 500 円
ブロンプトン用 ロングハンドルバーキャッチ
【お知らせ】8/14
ブロンプトン用ロングハンドルバーキャッチについて、飛行機輪行で強い力が加わった際、ヘッドチューブ側との接点から積層割れが生じることがわかりました。
固定不良や部品の脱落に直結する箇所ではありませんが、C102では頒布を中止しました。申し訳ありません。
当該パーツに関しては一旦仕切り直し、設計変更と造形条件の再調整の上で改めてリリースします。
ブロンプトンのMハンドル(Middleハンドル)モデルはハンドルが高く近いママチャリポジションのため、スポーツ車に慣れたサイクリストにとっては乗りづらい。
ハンドルを交換したり角度を調整することでポジションを改善できるが、しかし、各部のクリアランスを限界まで詰めたブロンプトンでは、ハンドル角度を変えるだけでも問題が発生する。
フォーク肩のハンドルバーキャッチという部品に、ステム側面から伸びるパーツが届かなくなるため、ハンドルステムをロックできなくなるのだ。
こういった状況に対処するため「ロングハンドルバーキャッチ」を製作した。純正ハンドルバーキャッチから本品に交換することで、より遠い位置でハンドルステムを固定できる。
C100で頒布したものをベースとしているが、使用する3DプリンタをSLS(レーザ焼結)方式→FFF(熱溶解積層)方式に変更。素材もナイロンからABSに変更することで、大幅にコストダウンを図った。
純正品+10mm、+15mmの2サイズ。
会場価格 各1,000 円
C101既刊『限界車載ナレッジ』
ごく少数だが、既刊『限界車載ナレッジ』も頒布予定。
今回のテーマはクルマにバイクを積む「車載」。
レース遠征はもちろん、遠方へのサイクリングでも、クルマがあるとより自由かつ快適に自転車趣味を楽しむことができる。この本では、そんな車載のノウハウや、(若干特殊な)車載事例について紹介する。
C101『限界車載ナレッジ』
マイカー購入を検討しているサイクリストにはもちろん、クルマ好きにとっても楽しめる一冊になっている…と思う。
会場価格 1,000 円
[委託] デラックスレインボーハブブラシロイヤル(ハブ毛)
絶版になったハブブラシ(ハブ毛)をブラシメーカーに特注し復刻しました。
フルオーダー品のハブ毛です 芯材にはステンレスを使用しており錆びにくくなっています。 1本1本ハンドメイドなのでバラツキがあります 2本で1セットです。 全長200mm 丸形状にしたときの内径は約40mmです
会場価格 1セット(2本) 3,000 円