10/30 関西シクロクロス第2戦 富田林

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関西CX第2戦 富田林は富田林市の石川河川敷にて開催。先週に引き続き河川敷系の平坦スピードコースだ。

今回はトッキーこと、チームブリヂストンサイクリングの沢田時選手が参戦。スタート直後から先頭を走るトッキーを下すことは当然叶わなかったが、集中力を切らさずミス無くまとめて、単独2位を守りきった。

10/30 関西シクロクロス第2戦 富田林

コースコンディション:草地 ドライ

リザルト:2位/56名(9周回 +0:47 順位3% フルラップ完走50名)

機材

Ridley X-Night Disc 2号車

  • 前輪: Shimano WH-R8170-C36 / Panaracer CGCX + Insert / 1.5bar
  • 後輪: Shimano WH-R8170-C36 / Panaracer CGCX + Insert / 1.6bar

※空気圧はPanaracer デュアルヘッド デジタルゲージ基準

目次

動画

すくみずログ YouTubeチャンネルでレース動画を公開中

レース会場

関西CX第2戦は富田林市の石川河川敷で開催された。ここ数年で定番となった会場だ。都市部からのアクセスも良く、電車で輪行、あるいは自走でも行きやすいロケーションだ。石川沿いにはサイクリングロード「南河内サイクルライン」も通っている。

https://kansaicross.com/

広い河川敷に作られたコースは平坦基調。スピードを乗せて飛び込むコーナーも多く、コース幅を使い切るライン取りとスピードコントロールが重要になる。

Photo etchant55

また、高低差2m程度の土手を上り下りするセクションでは、瞬発力と集中力も要求される。

土手セクション Photo マルコマルオ

一見してパワーコースに見えるが、こういう所ではテクニックが効く。
レースは「平均速度が高い順」に順位がつく。直線でスピードを上げることはもちろん重要だが、コーナーをうまく処理し、スピードロスを最小限に留める走りができれば脚を使わずに順位を上げることができる

試走とセッティング

関西シクロクロスの場合、土曜日のコース設営後(14時~14時半頃から、だいたい16時頃まで)に前日試走ができる。
当日も朝と昼に試走時間が設けられているのだが、当日試走は人が多く、レーススピードでコーナーを攻めたり、走行ラインを試行錯誤することは難しい。
なので、ここ数年は可能な限り前日試走に行き、コース攻略とバイクセッティング(あと試走動画の撮影)を行っている。

前日試走で何周か走ってみて、パンク要因が少なそうなことと、コーナーで粘ってほしいので、空気圧はF1.5bar/R1.6barに決定。タイヤは今回もパナレーサーのCGCXを選択する。
コーナーを攻め込み、グリップ限界が近づくとムズムズしはじめるが、滑りながらもコントロール下に置ける。

コーナーグリップの限界を試す(写真は当日レース中) Photo りっつ

一方ストレートでは、低い空気圧から想像するよりもずっとスピードが乗る。
IT技術者ことFJT氏との話題にも上ったが、CXチューブレスタイヤ最大の魅力は転がりの軽さ。ストレートに限ればチューブラーよりも速い。
(もっとも、高級チューブラータイヤは極低圧でのコントロール性が抜群に優れているゆえに国内外トップ選手の間で使われているのだが。)

あと、先週の日高川ではチェーン落ちに泣いたので、シマノGRXのスタビ付きディレイラーに交換しておいた。

当日は昼試走でコース状況のチェック。コース大部分は午前のレースで路面が踏み固められてむしろ走りやすくなっていたが、土手の区間に関しては、土が掘れて荒れてきていた。
レース中に一度でもミスったら、その後は降りることにする。

ウエア類は、チャンシスの長袖ワンピースにメッシュインナー。あとはハーフフィンガーグローブ。
ボトルはいらない気もしたけど、路面がカラカラに乾いていて土埃が激しいので、喉を潤すためにボトルケージに差しておく。直線区間でちびちび飲んでいたが、これは正解だった。

レース40分前くらいからアップ。1時間以上前からゴロゴロ回し続けるひともいるけど、私はギリギリ派。ローラーでいつものルーチンをササっとこなして、招集場所に向かう。

レースレポート

13時30分にレーススタート。スタート後は草地の長い直線。轍でハードパックになっている箇所が露骨に良く転がるので、先頭付近は縦1列になる。
新しいシューズのクリートがまだなじんでおらず、ペダルキャッチに若干手間取ったが、トッキー、滉太に続き、3番手で1コーナーへ。

Photo etchant55

トッキーは序盤からレースをリード。立ち上がりの加速が甘く、本気で踏んでいないことはわかるが、それでも関西ローカルメンバーにとってはなかなかのハイペース。先頭パックはいきなり数名に絞られた。
2周目になると、トッキーが単独、数秒離れて滉太・私の2位パック、という展開になった。

先週ひたすら引かされたことをまだちょっと根に持っているので(笑)、今日は滉太に追走してもらう。
「トッキーパックで後続を引き離して表彰台を確実にしたい」という思惑があったので、滉太がペースを上げないなら単独で飛び出すつもりだったけど。

このままずっと引いてもらおうかとも思ったが、トッキーとの差はジワジワ広がっている。結局我慢できなくなって、渦巻きセクションの出口付近で前に出る
続く連続コーナーでちょっとずつリードを広げ、3周目に入るタイミングで6秒のリードを築いた。先頭のトッキーは7秒前方。1,2,3位それぞれが単独になった形

7秒差を埋めるのは難しいが、コースを走っていると7秒先の選手というのはよく見える。前を追うことだけに集中する。
そんな時、トッキーがシケインでミスして一気に差が詰まった。4周目に入る手前で背後にぴったりとついた。

で、このままツキイチで走れば良いのに「先頭でコントロールラインを通過した」実績が欲しくて、つい前に出てしまった

写真なり動画なりいっぱい撮ってもらえたし、会場がちょっと湧いたので反省はしていない。

しばし先頭の景色を味わったが、ピット前の直線で、えげつない速度差でブチ抜かれた。

…トッキーの前を走っていたのではない、前を走らせていただいていたのだ。

すかさず追走するが、全力で攻めているのに、コーナーひとつ、直線ひとつ抜けるごとに少しずつ差が開いていく。

Photo etchant55

二度と背中を拝むことは叶わなかったが、この過程で後続に対するアドバンテージを築けた。

レース後半戦は、後続とのタイムギャップを意識しながら淡々と単独走。
3位の滉太とは10秒以上の差、4位に上がってきたあたるちゃんに対しては、安全圏といえるくらいのギャップを確保している。

しかし、単独でハイペースを保つのは難しく、どうしても加速が甘くなりがちだ。滉太との差が6秒くらいまで詰まってヒヤッとする場面もあった。
ここで追いつかれてしまうと、2位パックの牽制でペースが落ち、あたるちゃんも追いつき、3名で2位争い、という状況になりかねない

駆け引きの上手い滉太パワーおばけのあたるちゃん相手に真正面から勝負するのは分が悪すぎる。単独2位は死守せねばならぬ、と集中しなおす。

5秒先を走るゴーストをイメージして、前を追う意識を持ち続ける。
ラスト2周は脚を攣りかけてペースが落ちたが、なんとか耐えてノーミスでフィニッシュ。2位を守りきった。

Photo etchant55

レースを振り返って

トッキーに続く2位。私の実力で達成しうるベストリザルトだ。

今日は全てが上手く噛み合った。
コース攻略、機材セッティングは万全で、レース中も上手く立ち回れていたし、何より、よく集中できていてミスらしいミスをしなかった

おまけに、僅かな時間ながら、先頭に出て目立つこともできた。

今日は、(上手く表現できないけど)シクロクロスに対してぼんやり抱いている理想のイメージに近い走りができた。
毎回こういうレースができるようになりたい。

Photo etchant55

来週は関西シクロクロス第3戦 美山に出場。第1,2戦とはガラリと雰囲気が変わって、山の斜面を使ったMTB的なレイアウトだ。
駆け引きどうこうというより、純粋なパワーとテクニックがリザルトに直結するコース。次の週末が楽しみだ。

応援・撮影・サポートありがとうございました。

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