11/13 東海シクロクロス第1戦 おおが城山公園

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関西CXが無い週末、久々に東海シクロクロスに遠征。
岐阜県山県市 おおが城山公園グラウンドに設営されたコースは単調に思われたが、昼前に降り始めた雨で滑りやすいウエットコンディションに変化。フィジカルに加え、バイクコントロールが差を生むコースになった。
本降りの雨の中行われたレースは、チームメイトの岩田さん、ホビーレーサーの皮を被った元全日本チャンプ前田公平との3名パックに。岩田さん脱落後もしばらく粘ったが、次に脱落したのはやっぱり私だった。頑張ったけど開いた差は埋まらず、2位フィニッシュ。

11/13 東海シクロクロス第1戦 おおが城山公園

コースコンディション:雨 土+グラウンド

リザルト:2位/27名(10周回 +0:13 順位7% フルラップ完走19名)

機材

Ridley X-Night Disc 1号車

  • 前輪: Mavic Allroad SL / Panaracer ALBIT + Insert / 1.7bar
  • 後輪: Mavic Allroad SL / Panaracer ALBIT + Insert / 1.8bar

※空気圧はPanaracer デュアルヘッド デジタルゲージ基準

目次

動画

すくみずログ YouTubeチャンネルでレース動画を公開中

レース会場

愛知県・岐阜県を中心にシリーズ戦を開催する東海シクロクロス。最近は関西CXシリーズと日程が被っていることも多く、年に1~2戦ほどの参戦にとどまているが、関西とはまた違ったテイストで、個人的には好きなレースだ。
シクロクロスがメジャーになる前の、規模が小さかった時代の関西シクロクロスに近い雰囲気を感じる。

今季開幕戦が行われる「おおが城山公園」は、コース大半がグラウンドの平坦レイアウト。

スタート後長い舗装路を抜け、ストレートエンドでオフロードへ。いくつかの起伏をいなし、またまっすぐ折り返す。
往路ピットを抜け、土の路面をもう少し楽しんだら、コース後半は平らなグラウンドをひたすらグルグルグルグル回る。

東海シクロクロス

コーナードリルと立ち上がりのインターバルを繰り返す単調なレイアウト。
午前中のレース参加者からは「同じようなコーナーが続いて、どこを走っているかわからなくなる」なんて声も。

しかし、天気予報の通り昼前から降り始めた雨がコースを一変させた。

試走とセッティング

10時半ごろに会場着。しばらく知り合いと談笑して過ごす。

そして、昼試走まであと30分ほど。ぼちぼち準備を…というタイミングで本降りの雨が降ってきた。
昨シーズンは雨レースが無かったので、2年ぶりの雨レース。めちゃくちゃ気が滅入る。

断腸の思いでレインウェアを着込みコースイン。レーススピードで攻めたり、反復練習する時間は無いので、「コースの形をなんとなく覚える」「セクションごとの路面を確かめる」ことだけをやっておく。
雨はずっと降るので、どうせコンディションは(悪い方へ)変わる。最終的にはレースを走りながらアジャストするしか無い。

バイクセッティングは決め打ち。コーナーが多く、なるべく速度を乗せたまま曲がりたいので、前後Panaracer Albitを選択。空気圧はF1.7/R1.8barに設定。泥だと大して変わらん。

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11月中旬だが気温15度程度とそこまで寒くないことと、昼試走直後にC1レースが行われることは幸運だった。
3周回の試走で暖まった体が冷える前に、そのまま招集へ向かった。

レースレポート

ボディナンバーは9番だが、一人欠席がいたので、横8列のスタートグリッド最前列へ。隣には前田公平。選手は引退したものの、2019年、2020年の全日本選手権で優勝している。
スタート前はいつも嫌な緊張感があるのだが、今回は年間ランキングが掛かっているわけではないので、多少リラックスできている。

Photo マルコマルオ

雨レースだと後片付けが面倒くさいな…と思いながらスタート。

ホームストレートはアスファルト舗装だが、妙にツルツルしていてやたらと滑る。
十分気をつけていたものの、加速時に後輪がスリップしてビビる。多分後ろの人はもっとビビったはず。ごめん。

舗装の1コーナーは見るからにリスキーで、せめて1周目はゆっくりいこうや…と思っていたら、先頭でひとり滑っていった。

今回のコースは平坦基調。パワーセクションでドカンと差が開くタイプのコースではないが、徐々に先頭パックが出来始める。

Photo マルコマルオ

グラウンドのグルグルエリアは単調に思えたが、コーナーと加速が連続するインターバルセクションだ。
速度を落とさず曲がるテクニック+すばやく再加速するパワーの差がジワジワと選手間の車間を広げる。

たがて先頭は、同じ36隊のチームメイト岩田さん、公平、そして私の3名パックに。
隙あらば前に出てライバルの顔面に泥水を浴びせつつ、10周回のレースを進める。

Photo Kikuzo

公平は「これしか持ってない」と言いながらセミスリックタイヤで参戦。派手なアクションで沸かせた選手だが、流石に苦しそう。特に、地面がぬかるんでいる箇所では旋回も加速もワンテンポ遅れている。
一方私はマッド対応のタイヤなので適当にハンドル切っても曲がる。転がりは多少重いが、泥のヘアピン侵入から、立ち上がり加速まで組み立てると、3名のなかで一番速い。

私はインフィールドで勝負をかける作戦。グリップに余裕があるのでコーナリングスピードも速いし、出口では一瞬早くペダルを踏める。インターバルを繰り返して、ライバル2名の脚を削る

一方、セミスリックを履く公平はストレートに賭けていた。シケインをバニーホップで越えて前に出ると、そのままホームストレートの舗装路をかっ飛んで行く。
やられたと思ったが、そのあとピット前でコケたところに追いついた

ちなみに岩田さんのタイヤはデュガスのタイフーン。「タイヤは何でもいい、あるものを使う」なんて言ってたけど、たぶん今日の路面だとベストチョイスだ。

雨の中、泥だらけの3名が先頭を奪い合う。ピリピリした緊張感が心地よい。

しかし、レース折り返しの5周目、ついに岩田さんが脱落。ここからは公平とのマッチレースに。ホビーレーサーという同じ立場でレースを走れる日が来ようとは。

テクニック、駆け引きに勝る公平に勝つには、タイヤのグリップを活かすこと、あとはフィジカルで優位なことを信じてひたすらインターバルを掛けるしかない。
インフィールドではコーナーの立ち上がりを全部ダンシングして、なんとか5秒ほどリードした。

このまま逃げ切れるか?と脳裏をよぎったが、そううまくはいかない。ストレート一発で追いついてきた。
後で聞くと、トップギヤに掛けてブン回したらしい。引退したとは言え、こういう場面で限界まで追い込めるのは流石トップ選手

ストレートで踏み込みが甘かった事を後悔しても遅い。逆に先行され、掴みかけたレースの流れは公平のほうへ…

先頭は逃してしまったが、脚も気力も残っている。ラスト3周回はずっと前を追い続けた。公平との差は10秒ほどをキープ。離されないが詰めきれない。これが今の限界か…

Photo Kikuzo

ストレートの先でガッツポーズする公平から遅れること13秒、2位でフィニッシュした。

(後ろの方に小さく写ってる) Photo マルコマルオ

レースを振り返って

中盤、ひとり抜け出したチャンスを活かせなかったこと、公平に食らいつけなかったことなど、悔しく思うこともあるが、先頭パックの駆け引きは実に刺激的だった。
滑りやすい路面の攻略も含め、レースを楽しめた。

Photo マルコマルオ

レースを振り返ると、シケイン攻略がひとつのポイントになった。

関西CXのシケインは(余程上手くなければ)降りたほうが安全確実でタイムも変わらないのだが、東海CXの特色は「飛ばせる」シケインを作ること。高さは低め、間隔は長め、しかもバニーホップできると明らかに有利なレイアウトに設定している。

今回は直後に1mほどの土手を登るため、シケインを降りる選手と、乗車したままバニーホップでクリアできる選手とでは大きな差がつく。仮に単独走なら、前後セクションを含めて1秒くらいの差になるんじゃないだろうか。
公平やコッシーは難なく飛んでいく。岩田さんも飛んでいく。つまり、上位陣で飛べないのは私だけ

シケインが明確な弱点だったので、ここでリードを失ったり、仕掛けられたりと、レース中はかなり苦しんだ。

高さ20cmくらいなら確実に飛べるけど、今回の高さはまだ厳しい。疲れてくると多分刺さる。
シケイン2個×10周回、連続20回ミスなく飛べるレベルにはまだまだ程遠い。

主戦場の関西でも「飛べる」シケインが少しずつ増えてきたし、もっと真剣に練習しなきゃなぁ…(毎年言ってるけど)

応援・撮影・サポートありがとうございました。

次戦は烏丸半島で行われる琵琶湖GP。UCIポイント獲得を目指します。

反省会中 Photo マルコマルオ

なお、夜に帰宅後の後片付けは、まぁ大変だった。荷降ろしして、洗車して、シューズも洗って、ウエア洗濯して…それからようやく風呂と飯…

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