高強度ペダリングと短いレストを交互に繰り返し、高強度の滞留時間を小刻みに積み上げるメニュー。
強度変化への対応や、短時間での回復能力向上が期待できる。
Threshold > Intermittent
https://whatsonzwift.com/workouts/threshold/intermittent
メニュー
- アップ
- 40→73% 10分 (85rpm)
- メインセット
- 88% 5分 (90rpm)+53% 2分 (85rpm)
- 2セット×(88% 2分 (90rpm)+88% 30秒 (105rpm))+53% 2分 (85rpm)
- 88% 5分 (95rpm)+53% 2分 (85rpm)
- 6セット×(100% 30秒 (100rpm)+73% 30秒 (85rpm))
- 53% 4分 (85rpm)
- 6セット×(100% 30秒 (70rpm)+73% 30秒 (90rpm))
- 53% 4分 (85rpm)
- 6セット×(100% 30秒 (100rpm)+73% 30秒 (85rpm))
- クールダウン
- 53→40% 5分 (85rpm)
ワークアウトについて
Intermittentは高強度と低強度を繰り返し行うインターバルメニューで、有酸素運動能力の強化や、短時間で脚や心肺を回復させる能力、パワー変化への対応力を養う。
またケイデンス指定があるため、同じ強度でも高回転のスムーズなペダリング、低回転のパワフルなペダリングなど、様々な踏み方を身につけることができる。
メインセットは大きく2つに分かれている
- SST(88% 5分+53% 2分)
- ショートインターバル(100% 30秒+73% 30秒)
SST(88% 5分+53% 2分)
まずは、5分間のSST+2分間のレストを3セット繰り返す。
セットごとに異なるケイデンスが指定される。
特に2セット目はSSTの途中でケイデンスが上下し、ペダリングのリズムを変えて対応しなければならない。
- 88% 5分 (90rpm)+53% 2分 (85rpm)
- 2セット×(88% 2分 (90rpm)+88% 30秒 (105rpm))+53% 2分 (85rpm)
- 88% 5分 (95rpm)+53% 2分 (85rpm)
ショートインターバル(100% 30秒+73% 30秒)
ワークアウト後半戦は、6セットの30秒-30秒のショートインターバルを3ブロック繰り返す。
こちらも、ブロックごとにケイデンス指定が変わり、1,3セット目は高めの回転数、2セット目は高トルクなペダリングが求められる。
- 6セット×(100% 30秒 (100rpm)+73% 30秒 (85rpm))
- 53% 4分 (85rpm)
- 6セット×(100% 30秒 (70rpm)+73% 30秒 (90rpm))
- 53% 4分 (85rpm)
- 6セット×(100% 30秒 (100rpm)+73% 30秒 (85rpm))
類似メニュー
3. 30/30 Anaerobic #1
Intermittentより少し高めの強度で、L5 115% 30秒+L2 65% 30秒を繰り返すワークアウト。
とはいえ十分にイージーで取り組みやすい内容となっている。
FTP Short Blocks
こちらはFTP走と短いレストを組み合わせた有酸素インターバルトレーニングメニュー。
3つのブロックで構成され、徐々に強度が下がり、代わりに持続時間が伸びていく。
Lactate Shuttle #1
Lactate Shuttle #1はいわゆる乳酸シャトルメニューで、狙いは乳酸耐性と回復力の強化だが、パワーの出し方は近いものがある。
ただしこちらはL5で脚に乳酸を溜めてからFTPインターバルに移るため、よりハードだ。
ワークアウト実走
デフォルトだと流石にヌルすぎるので、負荷補正して115%でスタート。
強度を上げたことで、前半は
101% 5分+61% 2分
に。これがジワジワとキツい。特に1本目は急速に脚が重くなっていく。
レストがたった2分というのも厳しい。
ただ、2本目以降は脚が苦痛に慣れるのと、身体がリズムを掴むことで多少余裕ができた。
メニュー後半は、レストつきFTPインターバルだったはずがパワーゾーンが上がり、VO2MAXインターバルに。
6セット×(115% 30秒 (100rpm)+84% 30秒 (85rpm))
数値だけ見るとキツそうだが、30秒-30秒で脚に疲労が溜まり切る前にレストに入れるため、前半よりも苦痛は少ない。パワーの上下があって飽きないので精神的にも楽。
ブロック間のレストが4分確保されているのも優しい。
最後のブロックは負荷補正120%で完遂。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。