ZWIFTワークアウト THRESHOLD #1(58min 67TSS)

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5分間のLT走を繰り返す、FTP向上を目的としたワークアウト。
メインセットでは徐々に強度を下げながらFTP付近の出力を維持し続けることで、持続的な高強度走行能力の向上を図る。

目次

Threshold > Threshold #1

https://whatsonzwift.com/workouts/threshold/threshold-1

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  • アップ
    • 50% 3分
    • 4セット×(175% 10秒50% 50秒
    • 70% 3分50% 2分
    • 85% 5分50% 3分
  • メインセット
    • 103% 5分50% 2分
    • 100% 5分50% 2分
    • 97% 5分50% 2分
    • 94% 5分50% 2分
    • 91% 5分50% 5分

ワークアウトについて

Threshold #1は、「閾値」の名の通り、FTP付近での5分走を繰り返すワークアウト。
FTPの向上や乳酸処理能力の向上により、長時間にわたり高出力を発揮することを目的としている。

ロードレース、ヒルクライム、シクロクロス…ごく短距離のトラック競技を除き、フィジカルパフォーマンスのベースといえるFTPは重要だ。
FTPが高ければハイペースの集団走行でも脚を温存できるし、ヒルクライムやタイムトライアルではライバルを引き離せる。

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メインセットは、以下の5本のインターバルで構成される。

  1. 1本目: 5分 @ 103% FTP
    FTPをわずかに超える強度でスタート。最も負荷の高いインターバルとなる
  2. 2本目: 5分 @ 100% FTP
    FTPちょうどの強度。閾値パワーを正確に維持する能力を養う
  3. 3本目: 5分 @ 97% FTP
    FTPをやや下回るが、疲労が蓄積してきた状態でペースを保つ必要がある
  4. 4本目: 5分 @ 94% FTP
    さらに強度を落とすが、依然として高負荷を維持
  5. 5本目: 5分 @ 91% FTP
    最後のインターバル。SSTに近い強度だが、疲労した身体には高い強度に感じられるはず

各インターバルの間には2分間の回復走(50% FTP)が設定されており、完全には回復しない状態で次のインターバルに入ることで、レース中の疲労状態を模擬している。

徐々に負荷が下がるとは言え、できるだけ無駄なエネルギー消費を減らし、終盤まで体力・脚力を温存することが重要だ。
ポジションを安定させ、ケイデンスを一定に保ち、スムーズにペダリングすることが重要になる。

ワークアウト実走

107%でチャレンジ。インターバルの強度は

  • 110%
  • 107%
  • 104%
  • 101%
  • 97%

となる。

1本目はGorby相当と、かなりハードに。本家と違って徐々に強度は下がっていくものの、レストが2分しかないので息が上がった状態で2本目に突入することになる。
ここでいっぱいいっぱいになって、たまらず脚が止まるが、持ち直してワークアウト続行。

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3本目以降は、依然としてキツいものの、若干の余裕が出てきたのでなんとか回しきった。

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