ニセコグラベル2022 オータムライド ④アフターライド編 ~移動・観光+かかった費用について~

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北海道には、生活に使われている「生きた」グラベルが沢山ある。「ニセコグラベル2022 オータムライド」は、そんな北海道の極上グラベルを走り尽くすイベント。
最長コースでは距離115km 獲得標高2200mに及び、しかもコースの半分がグラベル。このスケールは北海道でしかありえない。

最終回は、ライド後の移動や観光など。せっかくの北海道、帰りの飛行機に乗るまで楽しんだ。

また、ニセコグラベル参加を検討している人向けに、かかった費用の話もまとめておく。

目次

9/4(日)Day 3 ニセコグラベル後

撤収と移動

115km 2200mアップのタフなコースを走りきり、ゴールしたのは15時頃。身も心もボロボロだが、ゆっくりと完走の余韻に浸る時間はない。
着替えてバイクを積み込んで、16時頃に撤収。今日帰るゲンくんを羽田行きの飛行機に乗せるため、新千歳空港まで115kmのドライブだ。

とはいえ、さすがに腹が減ったのでまずは近くのセコマで補給。ジャンクフードの塩分が染みる。

ガラナ、フライドチキン、ポテトフライ。

幸い交通状況は良く、Googleマップのナビ通りのペースで進行。支笏湖でトイレ休憩とドライバー交代。

ここから30分ほどで千歳市内に到着。十分な時間的余裕がありそうなので、新千歳空港近くで風呂に入ることにした。

千歳の温泉

空港の近くで温泉を探し、やってきたのは「くるみの湯」。
地下1800mから温泉を引いているらしい。

農道のような細い道路の先にポツンとあるのだが、駐車場は8割方埋まっていた。

料金は大人440円と安い。地元住民の憩いの場となっているようだ。
なお風呂場に石鹸は用意されていないので、持ち込むかカウンターで購入(シャンプー+リンス、固形石鹸 各100円)する必要がある。

トロッとした泉質のアルカリ性単純温泉で、風呂上がりには肌がモッチモチになった。

後でわかったが、どうやら知る人ぞ知る温泉だったらしい。

味も量も満点スープカレー

風呂を出るとすっかり暗くなっていた。10分少々の運転で新千歳空港へ移動し、ゲンくんとはここでお別れ。
ニセコグラベルの最長コースを走りきり満身創痍のゲンくんだが、深夜帰宅し翌日から海外というハードすぎるスケジュールが待っている。どうか気をつけて。

私とさきぷさんはもう一泊するので、宿をとっている苫小牧方面に向けて移動。

夕飯はノープランだったが、「今まで食べていないもので、かつ北海道らしいものがいい」という僕のワガママで、スープカレーに決定。
Googleの導きのもと、苫小牧駅前の「ラマイ」へ。

窓がなく、本当に営業中なのか不安になったが、ちゃんとやってた。

2組くらい並んでいたため、しばし待って着席。
メニューはスープカレーのみ。これは期待できる。

注文してからも結構待った気がするが、デカい器で運ばれてきた。野菜がゴロゴロ入っていて、肉もたっぷり沈んでいる。

ビーフ 1350円

器に手を重ねるとこんな感じ。デカい。
ちなみに私は手が大きく、グローブはXLサイズだ。ボリュームが伝わるだろうか…

大きさだけでなく味も絶品。大満足だった。

札幌、旭川、小樽、千歳…と、北海道内の各都市でチェーン展開している。
…大阪にもあるじゃん!今度行ってみよう。

宿は「旅館でありながら機能的」というフレーズに惹かれて「佐竹旅館」を利用。

ベッドに転がって明日の予定を立てるが、どうやら天気が悪いようだ。
しかも、博物館のたぐいはどれも月曜休館。苫小牧市科学センターでミールの実物(予備機)を見たかったのだが…

結局、午前中は港のほうに行って海鮮を食べて、午後は新千歳空港の中を見て回ろう、ということで話がまとまった。

9/5(月)Day 4 北海道最終日

海鮮丼

朝起きると、予報通り小雨が降ったり止んだりという天気。

海鮮丼を食べよう、ということで、苫小牧漁港の「マルトマ食堂」へ。

9時半を過ぎた頃に行ったのだが、既に20名ほどの行列ができていた。他に予定もないので列に並ぶ。
普段は列に並んで待つなんて嫌だが、ここ2日ほどは予定に追われて文字通り走り回っていたので、今日くらいはこういうのも悪くない。

これは食事後。更に行列が伸びていた…

1時間以上並んで、ようやく入店。30席ほどしかない店内は、サイン色紙で埋め尽くされている。

どの海鮮丼にするか、それとも名物のホッキカレーにするか、しばし悩んだが、結局、その日のおすすめ魚介が乗った「マルトマ丼」を注文。

プリプリのエビが乗った「マルトマ丼」 (1500円)

さきぷさん「エビが12尾も乗っている」

ぼく「シスプリやん」

この価格でこのボリューム。もちろん味は保証済み。

食後はすぐ近くの「ほっき貝資料館」をチェック。

中はホッキ貝にまつわるアレコレが雑然と並べられ、不思議な感じだった。

スーパーでは昨日ファーストチェックポイントで食べたメロンを見つけたり。

開きになっていないホッケ(小樽産)を見つけ、どうにかして持ち帰れないかしばらく考えたが、泣く泣く諦めた。

さよなら北海道

名残惜しいが、そろそろレンタカーの返却時間なので新千歳空港へ向かう。なお、レンタカー屋さんから空港まではバスで運んでくれる。

新千歳空港内はお土産屋さんや飲食店が充実している。バイクとバッグを預けて、時間までぶらぶら。家のお土産を買ったり、ソフトクリームを食べ歩いたり。

最後の食事は弟子屈ラーメン。

帰りの飛行機の搭乗時刻が迫ってきたので、この数日をともに過ごしたさきぷさんと別れ、それぞれの飛行機へ。

振り返ると、この4日間の旅では実によく食べて、よく走った。少し遅い夏休みの良い思い出になった。

かかった費用

旅行を終えたら、現実と向き合う時間だ。今回のニセコグラベル参加でかかった費用を計算したところ、総額81000円ほど、内訳は以下のグラフのようになった。

現実と向き合う

まぁ、レース遠征でも信州とかに行くと1泊2日で3万円くらいかかるので、3泊4日の旅行と考えるとこんなものか?とも思う。

エントリーフィー

ニセコグラベルを2022の参加費は、アーリーエントリー割引を入れて1万円少々(エクストラロングコース)。
この規模のライドイベントで、コースの準備やチェックポイント・エイド設置、さらに安全管理を考えると、妥当な金額だと思う。
イベントを継続して行っていくにはそれなりの収益が必要だ。1参加者の意見だが、コストを圧縮するのではなく、満足感を高める方向で今後も開催していってほしいと思った。

交通費

最もコストがかかったのは交通費。
内訳は、新千歳空港までの往復の飛行機(約24000円)と、レンタカーとガソリン(4日で32000円+6000円を3名で割り勘)。

レポート第1回で触れたが、車は積載量と価格を天秤にかけて日産の商用バン「NV200」を選んだ
サイズを小さくするとレンタカー代が若干安くなるが、今度は積載がギリギリになると思う。

2名+2台なら、後席を倒してコンパクトカーで対応できるだろうか。

食費

美食の天国、北海道まで行ってメシをケチるのは言語道断。ここには相応のコストをつぎ込むべきだ。

どこにいても腹は減る。ならば、現地の美味しいもので腹を満たすべきだ。もっと食べても良かった。

なお滞在中は、カフェイン中毒になる勢いでガラナを飲みまくっていた

宿泊費

宿泊費については、「寝れれば良い」という考えのもと、なるべく切り詰めた。
格安プラン等も駆使し、3泊で1万円ほどに収めた。

立地と価格だけで決めてしまっても良いと思うが、(特に人数が多い場合は)大浴場つきの宿を選ぶと快適に過ごせる。お風呂にゆっくり浸かれば疲れも回復する。

雑費

内訳はすべてランドリー代。毎日洗濯すれば汗臭い服を持ち運ばずに済むし、持ち運ぶ衣類も減らせる。

手洗いできるようにウォッシュバッグを持っていったのだが、今回は3人いたので、宿の洗濯機で毎日まとめて洗った。

なお、Tシャツからパンツ、靴下に至るまで、すべて速乾素材のものを持参した。乾燥機にかけなくても一晩で乾く。
登山・アウトドア用の細引き(ロープ)を2~3m持っておくと、部屋に張って物干し竿代わりにできる。

おみやげ

家庭平和のため、おみやげは極めて重要だ。

新千歳空港で買うのがラクだが、町中のスーパーで現地の食べ物を買うのも良い。
デパートの北海道物産展には並ばないような、ちょっとマイナーな選択肢をあえて選ぶと有り難みが増す。

自宅用のおみやげとして1つおすすめするなら、新千歳空港ターミナルビル3階「ロイズ チョコレートワールド」のパン

ここでしか買えないし、価格も手頃。翌朝の朝食に最適だ。

ロイズ チョコレートワールド

その他

ここには書いていないが、イベント参加にあたっての準備費用も必要だ。

少なからぬコストと時間をかけ、遠くまで走りに行くのだから、万全の装備で臨みたい。
バイクを整備したり、パーツを交換したり、ウエアを買い足したり。

パナレーサーの回し者アンバサダーだから言っているわけではないが、タイヤくらいは新品に変えておきたい

ニセコグラベルはコースの半分がグラベルなのだから、グラベル第一でタイヤを選ぶべきだ。

グラベルキングの中では、ノブつきのグラベルキングSKがおすすめ。幅は可能ならば43c、クリアランスがキツい場合は38cだろうか。
軽量化のため細いタイヤを選んだり、転がりを重視してセミスリックのSSを履くと、グラベルの下りで我慢を強いられる。
舗装路でスピードが欲しい場合も、せめてフロントSK、リヤSSという構成にすべき。

ついでに言っておくと、シクロクロス用タイヤはグリップ重視で転がりが重いのに加えて、ケーシングが薄いためサイドカットしやすい。

いずれにせよ、北海道に行く前に本番仕様のバイクで走ってみて、問題がないかチェックしておくこと。

ニセコグラベルを終えて

Androidユーザーのオタク3名で行くニセコグラベル2022 オータムライド。北海道滞在中は、走って、食って、喋って、とても濃厚な時間を過ごせた。
(おかげでライドレポートが膨れ上がり、全4回というボリュームになってしまったが…)

ニセコグラベルを終えて改めて思うが、第1回でも書いた通り、ライドイベントを走った上で、北海道を楽しむならやはり3泊4日は必要だ。

(欲を言えば1週間くらい滞在したいけど)

費用はそれなりにかかるし、日程の確保が難しいかもしれない。
しかし、グラベルライドに興味があるなら(あと海産物が好きなら)、きっと最高の旅になると思う。

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