低いケイデンスで登るヒルクライムを想定したメニュー。乳酸が溜まり、徐々に重くなる脚に耐えながら高トルクのペダリングを行う。
L’Etape Du Tour Training Club > Phase 4 > 2. Explosive Climb #1
https://whatsonzwift.com/workouts/l-etape-du-tour-training-club/phase-4-2-explosive-climb-1
メニュー
- アップ
- 45→75% 7分
- 95% 3分
- 50% 5分
- メインセット
- 1本目
- 150% 20秒
- 50% 20秒
- 90→104% 5分 (75rpm)
- 50% 5分
- 2本目
- 140% 30秒
- 50% 30秒
- 90→104% 5分 (80rpm)
- 50% 5分
- 3本目
- 130% 1分
- 50% 1分
- 90→104% 5分 (85rpm)
- 50% 5分
- 4本目
- 95% 5分
- 1本目
- クールダウン
- 50% 5分
ワークアウトについて
長時間発揮できるパフォーマンスを獲得する、つまりFTPを向上させるためのワークアウト。
LT走の前に無酸素インターバルがあるところなどは、FTP Boostと類似している。
しかし、低ケイデンスでのヒルクライムを想定していることがこのメニューの特色といえる。
メインセットでは、5分間のLT走を4本走る。
最初の3本は、無酸素インターバルで脚に乳酸を貯めてから、徐々に負荷が上がっていくLT走を行う。
このとき、セットごとに75rpm,80rpm,85rpmのケイデンス指定がある。
3セット×(L6 20秒~1分+レスト 20秒~1分+90→104% 5分)
ラスト1本はパワー一定でケイデンス指定も無い。
95% 5分
ケイデンスが低く高トルクなペダリングでは、筋肉への負担が高まり筋疲労が激しくなる。
指定ケイデンスが上がると、足の負担が軽くなるように感じられるかもしれない。
ワークアウト実走
そのままだとイージーすぎるので、負荷を上げて108%で挑戦。
最初のウォーミングアップで3分間のLT走を走るが、心拍が上がりきっていないこともあって結構キツく感じた。
負荷を戻そうかと思ったが、とりあえず続行する。
メインセットはLT~VO2MAX走になって割とキツい。ケイデンス指定が低いこともあり、ペダルを踏みしめ高トルクでクランクを回す。
失速しそうになったらダンシングも織り交ぜる。
常にトルクを掛けながら回すペダリングを意識する。シクロクロスやMTBの上りでは後輪に安定してトラクションを掛けるため、こういったスムーズかつ力強いペダリングが要求される。
セット間のレストは5分あるので、ある程度フレッシュな状態で次のセットに臨める。
4本目がやや苦しかったが、俯いてじっと耐え続けて完遂した。負荷100%なら難なくこなせると思う。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。