ワークアウト解説ZWIFT

ZWIFTワークアウト 7.THRESHOLD #2(66min 85TSS) ~20分×2セットの変則FTPインターバル~+COREで深部体温測定

乳酸閾値でペダリングすることで有酸素運動能力を高めるFTPインターバル。ただし少々変則的な内容で、インターバル区間はFTPを基準にパワーが上下するため、乳酸耐性、そして高負荷ペダリング下での回復能力も求められる。
7.THRESHOLD #3(58min 73TSS)の兄弟メニューだが、今回は20分のセットを2回繰り返すことで、より長時間LTゾーンに滞留する

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Singletrack Slayer > Week 2 > 7. Threshold #2

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メニュー

  • アップ
    • 50% 3分
    • 2セット×(175% 10秒50% 50秒
    • 70% 3分
    • 50% 2分
    • 85% 3分
    • 50% 3分
  • メインセット
    • 2セット×
      • 91→105% 3分
      • 105% 1分
      • 105→91% 3分
      • 91% 3分
      • 91→105% 3分
      • 105% 1分
      • 105→91% 3分
      • 91% 3分
      • 50% 5分

ワークアウトについて

有酸素運動能力の向上を目的として、乳酸閾値パワーすなわちFTP付近で行うLT走

詳しくは、兄弟メニューであり、先週行った7.THRESHOLD #3(58min 73TSS)の解説を参照してほしい。

パワーに強弱をつけたFTPインターバルで、メインセット中の負荷はFTPを挟んで91%~105%まで変化する。

違いは継続時間とセット数。「#3」は30分間L4(LTゾーン)で踏み続けるのに対して、今回取り上げる「#2」は20分。ただし、5分のレストを挟んで2セット行う

ワークアウトメインセット継続時間
7.THRESHOLD #3(58min 73TSS)91→105% 4分105% 2分105→91% 4分91% 5分91→105% 4分105% 2分105→91% 4分91% 5分30分×1セット
7.THRESHOLD #2(66min 85TSS)91→105% 3分105% 1分105→91% 3分91% 3分91→105% 3分105% 1分105→91% 3分91% 3分20分×2セット

ワークアウト実走

負荷103%で挑戦。

早々に踏めなくなった先週はやはり不調だったようで、今日はキツいながらもペダルに力が入る。
とはいえ、心拍数が上がり切っていない状態で挑む1セット目はかなりの過酷さで、終わったら負荷を下げようと思っていた。

ただ、5分のレストで足を回している間になんとなく完遂の見通しが立ったので、2セット目もそのままチャレンジ。
途中でケイデンスが落ちる→負荷が上がる→踏めなくなる…というERGスパイラルで撃沈しそうになったので、途中からスマートローラーのERGモードを切ってなんとか完遂した。

深部体温の測定

最近、身体の深部体温を測るセンサー「Core」を導入したので、トレーニング中のログを取ってみた。

温度データは本体内に記録され、スマホアプリでチェックできるのだが、GarminやWahooのサイコンとペアリングするとパワーデータと一緒に検証できる。
Garmin Connectで見てみると、トレーニング開始時に37度だった体温は時間経過に伴って上昇しているのがわかる。
体温変化は思ったより遅い。開始10分で汗が吹き出してくるが、その状態でも深部体温はまだ上がり続けている

最終的には、39度に到達。7月下旬の炎天下でロード練しても38.6度くらいだったので、ローラーは熱的に結構厳しいことがわかった。もっとも、炎天下でFTPインターバルしたらもっと上がるのかもしれないが…

深部体温が何度まで上がったらパフォーマンスに影響が出るのだろうか…
今年の夏の楽しみがひとつ増えた。

関連情報

SARISサポートライダー活動について

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2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。

トレーニングにはSaris H3を使用しています。

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