ZWIFTのワークアウトはどれもこれもキツいけど、基本的に完遂できるように設計されている。クリアできないとオーバーワークのサインだが、今回取り上げるSweetspot w/ steepsは、それなりに乗り込んで、疲労が溜まった状態だとちょっと厳しそうなワークアウト。
スウィートスポットの名の通りSSTだけど、2分ごとに45秒間のキツいプッシュを要求されるメニュー。
ヒルクライム中、勾配の厳しい場所や、逆に勾配の緩むところでグッと踏んで速度を乗せるイメージかな。
GCN > Power Climbs > Sweetspot w/ steeps
https://whatsonzwift.com/workouts/gcn/power-climbs-sweetspot-w-steeps/
メインセット
- 12セット×
- 130% L6(AE) 45秒(100rpm)
- 90% SST 2分(88rpm)
ワークアウトについて
130%FTPは無酸素運動域の下限付近。解糖系によりグリコーゲンを分解して素早くエネルギーを供給する。ついでに乳酸もドバドバ出る。
そして、長時間運動できるギリギリの強度(SST)で溜まった乳酸を分解して、次のインターバルに備えるという内容。
L6で45秒はまぁ踏めるんだけど、2分間のSSTで回復しきれない。
2本目くらいでダメな気がしてきたので、Zwiftの設定で強度を5%下げる。
5%下げた結果、インターバルは
125% L6→85% L3
だいぶ楽になって、呼吸もフォームも整った。
イケそうな気がしてきたので8本目から1%ずつ強度を戻して、12本目を100%設定でクリア。
まぁ、ワークアウトの趣旨には沿ってるし、いいでしょ。
元気だったら100%でクリアできそうな気もするけれど、
このワークアウトの狙いはSST領域での脚の回復だと思うので、途中でリタイアするくらいなら2~3%下げて完遂を目指せばよいのではないかな。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。