徐々に勾配がきつくなるヒルクライムをイメージしたワークアウト。階段状に強度が上がっていくセットを4ブロック繰り返す。
効率よくパワーを出力し、踏みながら回復する必要があり、安定したフォームでスムーズにペダリングすることが鍵になる。
The Norseman > Norseman workout: Geilo
https://whatsonzwift.com/workouts/the-norseman/bike-norseman-workout-geilo
メニュー
- アップ
- 55→75% 8分
- 4セット×(90% 20秒+55% 40秒)
- 50% 3分
- メインセット
- 4セット×
- 65% L2 4分
- 81% L3 3分
- 95% L4 2分
- 109% L5 1分
- 125% L6 30秒
- 4セット×
- クールダウン
- 60→45% 6分
ワークアウトについて
「The Norseman」はノルウェーで開催される「ノースマン・エクストリーム・トライアスロン」をターゲットにしたワークアウトシリーズ。
世界一過酷なアイアンマン・ディスタンスを走り切るためのトレーニングメニューが揃っている。
Geilo(ヤイロ)はノルウェーの都市名。
「ノースマン・エクストリーム・トライアスロン」では、この都市を過ぎた後、獲得標高250~300mのヒルクライムが3つ連続する。
Norseman workout: Geilo は、この上りをイメージしたワークアウトで、
徐々に勾配を増すヒルクライムを想定した、階段状に負荷が増すブロックを4回繰り返す。
似たようなメニューとしてPRL PrepのProgressive 11min Climbが挙げられるが、Geiloのほうがより高強度で、より追い込まれ、回復も高い強度で行う必要がある。
このようなメニューは効率よくパワーを出力し、踏みながら回復するため、安定したフォームでスムーズにペダリングすることが鍵になる。
各ブロックは、
L2 4分 → L3 3分 → L4 2分 → L5 1分 → L6 30秒
と、強度が上がるにつれて継続時間も短くなっていく内容。
L2、L3の部分で心拍と脚を回復、L4で心拍をキープ、L5とL6でしっかりペダルを踏み込んでいく。
ワークアウト実走
強度を8%上げて、108%でトライ。したがってメインセットは、
70% L2 4分 → 87% L3 3分 → 103% L42分 → 118% L41分 → 135% L530秒
と、かなりエグい感じになる。
さて、ウォーミングアップは強度高め。その後L4 20秒+レスト 40秒のインターバルを4回繰り返し、脚を目覚めさせる。
3分間のレストが終わったら、地獄の階段を4回登る、42分間のメインセットへ。
前述のように負荷マシマシなので1本目からキツい。L2区間でも心拍数が下がりきらず、どんどんキツくなっていく。
L4で心肺と脚に負荷がかかった状態からの、L5 1分→L6 30秒が本当に辛い。
1本目は、体が負荷に慣れていないのでキツい。
2本目は、まだ半分以上あると思うと精神的にキツい。
3本目は、そろそろ限界が見えてきたが、もう1本あるのでキツい。
そして4本目は、脚も心拍もレッドゾーンでキツい。
ラスト1本では気が狂いそうになったが、かろうじて完遂した。
練習で心拍180を超えることは稀なのだが、今回、184bpmをマーク。限界に触れた感がある。
…次はもうちょっと強度を落とそう。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。