長いテンポ走の途中、数分おきに短いダッシュを取り入れるワークアウト。
急激な負荷に対応して心肺機能を刺激したり、テンポ走の最中に速やかに回復させる能力を養える。
Climbing > Neuromuscular Power #1

https://whatsonzwift.com/workouts/climbing/neuromuscular-power-1
メニュー
- アップ
- 50% 2分
- 2セット×(95% 1分+50% 1分)
- 2セット×(109% 1分+50% 1分)
- メインセット
- 15セット×(78% 3分+121% 10秒)
- クールダウン
- 75→50% 5分
ワークアウトについて
メニュー内容
有酸素域のテンポ走と無酸素域のダッシュを組み合わせた、比較的ポピュラーなワークアウト。
ダッシュでは急激に負荷を高めると、心肺機能が刺激され心拍数が高まると同時に、無酸素系の働きに伴って筋肉は疲労する。
これを続くテンポ走の最中に回復させる動作を繰り返すことで、ペース変化に対応する能力、回復する能力を鍛えることができる。
15セット×(78% 3分+121% 10秒)
単純なテンポ走よりもより効率的に有酸素能力を高められるほか、メニューに抑揚がつくため精神的にも取り組みやすい。
類似ワークアウト
Neuromuscular + AC #1
前半に短い全力スプリント(Neuromuscular)を含むテンポ走で足に疲労を蓄積させ、後半に無酸素(Anaerobic Capacity)インターバルを行うワークアウト。
短い高強度インターバルを繰り返す前半は本メニューと同じ効果を狙っており、乳酸耐性やVO2maxを高めつつ、瞬発力を向上させる。

Hill Sprints
急勾配の短い登坂をスプリントで駆け上がるシチュエーションを想定したワークアウト。
L3のテンポペースで走りながら、3分ごとに20秒のスプリントを行い、瞬発力すなわち神経筋パワー(L7)を鍛える。

6.Tempo-Surges #1
より回復にフォーカスしたワークアウト。
短いダッシュ後、筋疲労を回復しながらのペダリングすることを通じて、高負荷下での回復力とパワーマネージメントを身につけるのが狙い。

Mat Hayman Paris Roubaix
1時間20分をこえる長いワークアウト。
メニュー後半のSSTでは2分ごとに140% 20秒のバーストが挿入されており、高強度運動で急速に疲労した身体を続くSSTで回復させ、次のバーストに備える。

ワークアウト実走
負荷115%でチャレンジ。
ちょっとキツめの1分-1分インターバルで心拍を乱暴に上げた後、メインセットへ。
負荷を高めたせいで、47分間のセッションはSST中、3分ごとに無酸素ダッシュを行う内容となる。
15セット×(90% 3分+139% 10秒)
バーストはわずか10秒なので心拍数は大きく上がらないが、本数を重ねていくと疲労が蓄積し、徐々に脚が重くなってくる。
耐えきれないほどではないがジワジワと辛い状態に耐えつつ、完遂。
パワーの上げ下げがあるぶん、ぶっ通しのSSTに比べると幾分マシではあるが、フィジカルよりもメンタルを試されるワークアウトだった。

関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。