今週末からいよいよシクロクロスシーズンが開幕。半年間のオフシーズンを締めくくるワークアウトとして選んだのは、(験を担いで)GCNの「Race winning」。
GCN > Flat Out Fast > Race winning
https://whatsonzwift.com/workouts/gcn/flat-out-fast-race-winning/
メインセット
- アップ 10分
- 3セット×(75% L2 1分(110rpm)+50% L1 1分(80rpm))
- 5セット×
- 150% L6 30秒
- 105% L5 3分
- 150% L6 10秒
- レスト 4分
- クールダウン 10分
ワークアウトについて
ロードレースで集団から飛び出してアタックを決めるシチュエーションを想定したワークアウト。L6で30秒もがいたあと、3分間FTP以上を維持し、最後に10秒もがくインターバルを繰り返す。
僕がイメージしたのはシクロクロスのスタート。スタートダッシュでホールショットを決めたあと、先頭パックでペースを上げて後続に対するリードを稼ぐイメージ。
インターバル開始直後の150% 30秒を踏み過ぎなければ、L5 3分間は十分耐えられるし、最後の10秒もがきは勢いでクリアできる。
レストは十分に長いので、脚も心拍もほぼ完全に回復できる。疲労に耐えながらインターバルを繰り返す類のトレーニングではないので、フレッシュな状態で、インターバルをキッチリ踏み切ろう。
ワークアウトを行ったときは、L6 30秒はケイデンス100~110rpm程度、続くL5 3分は85~90rpm、最後のL6 10秒は95~105rpm程度で回していた。
パワーゾーンが切り替わる一瞬以外、ダンシングは無し。フォームを崩さないよう意識してシッティングで淡々とペダリングを行った。
ワークアウトの難易度はかなりイージーなので、たいていの人は完遂できるはず。こういうワークアウトは、ペダリングやフォームに注意して、質の高いトレーニングをする事にこだわりたい。
追記:強度2%アップで挑戦
「かなりイージー」とか書いたので強度を2%上げて挑戦したところ、オールアウト寸前まで追い込まれた。
105% L5 3分は実際L4(LT)とL5(VO2MAX)の境目だが、2%アップすることで(107%)VO2MAX域に脚を踏み込む。
3分間ジワジワと乳酸が蓄積されるので非常にキツい。
セットごとに増える心拍数が過酷さを物語っている。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。