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ワークアウト解説ZWIFT

ZWIFTワークアウト RANDOM LENGTHS(70min 104TSS) ~ランダムなインターバルに挑む 完遂不可能な高強度トレーニング~

ランダムな長さと強度のVO2MAX~無酸素インターバルを繰り返すメニュー。
不規則でリズムが掴めないうえレストも少なく、徹底的に痛めつけられる。

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Climbing > Random lengths

Zwift workouts: Climbing » Random lengths | What's on Zwift?
Zwift workout Random lengths in Climbing including all workout details, workout description, wattage...

メニュー

  • アップ
    • 25→75% 10分
    • 3セット×(75% 1分 (110rpm)50% 1分 (80rpm)
  • メインセット
    • 125% 1分
    • 81% 2分
    • 109% 2分18秒
    • 93% 1分12秒
    • 150% 47秒
    • 79→120% 3分33秒
    • 87% 5分
    • 109% 5分
    • 76% 5分
    • 100→150% 2分34秒
    • 65→110% 5分
    • 65% 5分
    • 135% 2分13秒
    • 89→130% 5分23秒
  • クールダウン
    • 75→25% 8分

ワークアウトについて

一般的なワークアウトは、決まった強度のペダリングを何度か繰り返す、規則的なメニューが多い。
これは、狙ったパワーゾーンで、目的とするトレーニング効果を重点的に得るためだ。
例えばLactate ShuttleはL5とL2を行き来して乳酸の生成と消費を繰り返すし、Sweetspot with Burstsは短い無酸素ダッシュとSST領域での回復を反復する。

しかし、今回取り上げるRandom lengthsは、強度も長さもすべてがランダム
実走行でのレースに近い、バリエーションに富んだ構成となっている。

メインセット中は、VO2MAXゾーンから無酸素域と、かなりの高強度でのブロックを繰り返す。
レストにあたる区間ですらL2~L3と、足を完全に休められる区間もない
正直、レースのほうがまだラクと思える。

しかもメニューがランダムなのでリズムを掴めない。高強度のブロックが続いたり、急激なランプアップがあったり、適応しない状態でワークアウトをこなしていく必要がある。

極めつけが最後のブロック。

  • 135% 2分13秒
  • 89→130% 5分23秒

ワークアウトの終盤、135%で2分以上のエフォートは正直ギリギリだが、その後に待ち受けるラスボスが鬼畜極まる強度。5分以上の長さで89%から130%にランプアップする。平均パワーは110%。ゴルビー並だ。

2ブロックを合計すると、7分40秒で平均117%となる。
このメニューを完遂した場合、おそらく大抵の人がMMP(最大平均パワー)を更新するだろう…つまり、完遂はかなり難しいと言える。

ワークアウト実走

こういうランダムなメニューは嫌いなんだよなぁ…と思いながらワークアウト開始。

10分間のダラダラと長いウォーミングアップ後、ペダリングドリルで脚を回してメインセットに移ると、いきなり125% 1分の高強度でガツンと踏まされる。
その後も、VO2MAXゾーンや無酸素ゾーンのブロックがランダムに繰り返す。不規則だが全部キツい。

流石にFTP以上で踏み続けられる時間には限界があるので、ワークアウト前半はL3(テンポ)のブロックがいくつか挟まれる
冷静に考えるとほとんどSST強度なのだが、レストに思えてくる
15%や20%の激坂をヒルクライム中、10%近い斜度が平坦に感じる現象と同じだ。

ワークアウトを開始してから50分ほどになって、初めてレストらしいレスト、65% 5分の区間が現れる。

だがこれは嵐の前の静けさだ。フィナーレを締めくくるのはクリア不可能にも思える高強度、長時間のセッション。

135% 2分13秒89→130% 5分23秒

私は125% 2分13秒でオールアウト
続くランプアップ区間、FTP以下の領域で回復を試みたが、まだ息も荒い状態なのに急激に負荷が上がっていき、脚が止まってしまった。

後で自分のパワープロフィールを見たところ、ラスボス区間の負荷は脚がフレッシュな状態でも達成不可能なレベルだった。
もし完遂できた人がいたら知らせてほしい…

関連情報

SARISサポートライダー活動について

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2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。

トレーニングにはSaris H3を使用しています。

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