ケイデンスと強度を変化させながら、スイートスポットのオーバー/アンダー・インターバルを徐々に行い、最後に1分間のフルガスで締めるインターバルメニュー。非常にキツいが、VO2や閾値で質の高い時間を過ごすことができる。
Build Me Up > Week 7 > Spaded Sweetie
https://whatsonzwift.com/workouts/build-me-up/week-7-spaded-sweetie
メニュー
- アップ
- 25→75% 10分
- 95% 30秒 (95rpm)+50% 30秒 (85rpm)
- 105% 30秒 (105rpm)+50% 30秒 (85rpm)
- 115% 30秒 (115rpm)+50% 2分30秒 (85rpm)
- メインセット
- 150% 15秒 (110rpm)+50% 30秒 (85rpm)
- 135% 30秒 (110rpm)+50% 1分 (85rpm)
- 120% 1分 (110rpm)+50% 1分 (85rpm)
- 135% 30秒 (110rpm)+50% 1分 (85rpm)
- 150% 15秒 (110rpm)+50% 2分 (85rpm)
- 65→88% 30秒
- 88% 4分 (95rpm)
- 105% 1分 (105rpm)
- 65% 15秒 (85rpm)
- 65→92% 30秒
- 92% 4分 (95rpm)
- 105% 1分 (105rpm)
- 65% 30秒 (85rpm)
- 65→96% 30秒
- 96% 4分 (95rpm)
- 106% 1分 (105rpm)
- 65% 1分 (85rpm)
- 65→100% 30秒
- 100% 4分 (95rpm)
- 105% 1分 (105rpm)
- 65% 2分 (85rpm)
- 65→104% 30秒
- 104% 4分 (95rpm)
- 104→120% 1分 (58rpm)
- クールダウン
- 75→25% 5分45秒
ワークアウトについて
「Spaded Sweetie」は、前半では無酸素運動能力を、後半では有酸素運動能力を刺激するワークアウト。
前半:無酸素インターバル
前半の「スペード・インターバル」は、短時間高強度→長時間低強度→短時間高強度、と、V字を描くような構成になっている。
- 150% 15秒 (110rpm)+50% 30秒 (85rpm)
- 135% 30秒 (110rpm)+50% 1分 (85rpm)
- 120% 1分 (110rpm)+50% 1分 (85rpm)
- 135% 30秒 (110rpm)+50% 1分 (85rpm)
- 150% 15秒 (110rpm)+50% 2分 (85rpm)
とはいえ、全体的に強度は低く、時間も短い。
強度・時間が可変する無酸素インターバルメニューとしてはイージーな部類だと思う。
こういうメニューを集中してやりたいなら、10.5 MINUTES OF PAINがおすすめ。30分以下で終わるし手軽に行える(※決してラクではない)。
なお、強度が低くても時間が長いインターバルのほうが辛い。
後半:LT走
後半は少し不規則なLT走。以下のようなブロックを5回繰り返す。
- 65%→LT 30秒
- LT走 4分 (95rpm)
- VO2MAX 1分 (105rpm)
- レスト 65% 15秒~2分 (85rpm)
レストといえどそれなりの強度で、完全に脚を休められる区間が無いためジワジワとダメージが蓄積されていく。
しかも、LT走の強度は回数を重ねるごとに88%→92%→96%→100%→104%と増えていく。(同時にレストも伸びていくが…)
最後の1本は、VO2MAX走の部分がランプアップし、無酸素運動域まで負荷が上がる。
結構ユニークな内容で、類似ワークアウトはなかなか見つからない。しいて言えば、(徐々に強度が上がるLTインターバルという点で)ケープエピックワークアウト5が近いだろうか…
ワークアウト実走
ランプアップで身体を起こしたあと、短いダッシュで刺激を入れ、少しレストを挟んでメインセットへ。
最初の無酸素インターバルは楽勝。ウォーミングアップのダッシュに毛が生えたくらいだ。
問題は後半のLT走。最初は100%で挑戦したが、今日は脚が回らない。途中で投げ出すのは意味がないので、強度を90%まで落とした。
踏む時間が長いうえ、新しいブロックに入るたびに指定パワーが増え、どんどん消耗していく。レストも伸びるのが唯一の救いか。
最後の1本だけ95%にあげてクリアした。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。