5分間のLT走を繰り返す、FTP向上を目的としたワークアウト。
メインセットでは徐々に強度を下げながらFTP付近の出力を維持し続けることで、持続的な高強度走行能力の向上を図る。
目次
Threshold > Threshold #1

https://whatsonzwift.com/workouts/threshold/threshold-1
メニュー
- アップ
- 50% 3分
- 4セット×(175% 10秒+50% 50秒)
- 70% 3分+50% 2分
- 85% 5分+50% 3分
- メインセット
- 103% 5分+50% 2分
- 100% 5分+50% 2分
- 97% 5分+50% 2分
- 94% 5分+50% 2分
- 91% 5分+50% 5分
ワークアウトについて
Threshold #1は、「閾値」の名の通り、FTP付近での5分走を繰り返すワークアウト。
FTPの向上や乳酸処理能力の向上により、長時間にわたり高出力を発揮することを目的としている。
ロードレース、ヒルクライム、シクロクロス…ごく短距離のトラック競技を除き、フィジカルパフォーマンスのベースといえるFTPは重要だ。
FTPが高ければハイペースの集団走行でも脚を温存できるし、ヒルクライムやタイムトライアルではライバルを引き離せる。
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メインセットは、以下の5本のインターバルで構成される。
- 1本目: 5分 @ 103% FTP
FTPをわずかに超える強度でスタート。最も負荷の高いインターバルとなる - 2本目: 5分 @ 100% FTP
FTPちょうどの強度。閾値パワーを正確に維持する能力を養う - 3本目: 5分 @ 97% FTP
FTPをやや下回るが、疲労が蓄積してきた状態でペースを保つ必要がある - 4本目: 5分 @ 94% FTP
さらに強度を落とすが、依然として高負荷を維持 - 5本目: 5分 @ 91% FTP
最後のインターバル。SSTに近い強度だが、疲労した身体には高い強度に感じられるはず
各インターバルの間には2分間の回復走(50% FTP)が設定されており、完全には回復しない状態で次のインターバルに入ることで、レース中の疲労状態を模擬している。
徐々に負荷が下がるとは言え、できるだけ無駄なエネルギー消費を減らし、終盤まで体力・脚力を温存することが重要だ。
ポジションを安定させ、ケイデンスを一定に保ち、スムーズにペダリングすることが重要になる。
ワークアウト実走
107%でチャレンジ。インターバルの強度は
- 110%
- 107%
- 104%
- 101%
- 97%
となる。
1本目はGorby相当と、かなりハードに。本家と違って徐々に強度は下がっていくものの、レストが2分しかないので息が上がった状態で2本目に突入することになる。
ここでいっぱいいっぱいになって、たまらず脚が止まるが、持ち直してワークアウト続行。
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3本目以降は、依然としてキツいものの、若干の余裕が出てきたのでなんとか回しきった。


