タイムトライアルをターゲットにしたワークアウトのひとつ。合計24回の10秒インターバルは、低速コーナーからの立ち上がり加速を想定している。
10秒インターバルのあとの50秒「レスト」はFTP強度で、実に辛い。
シクロクロスの平地コース向けトレーニングとしても最適。
TimeTrials specific > TT#3 Dynamic TT Course Work
https://whatsonzwift.com/workouts/timetrials-specific/tt3-dynamic-tt-course-work/
メインセット
- 4セット×
- 6セット×(163% L6 10秒+99% FTP 50秒)
- レスト 4分
ワークアウトについて
タイムトライアルで良いタイムを出すためには、いかに高い速度を保つかが重要。
なので、短い上り坂や、速度が落ちるコーナーの後は大パワーをかけて速度を稼がなければいけない。
コーナーの多いTTコースでは、FTPで踏みながらも、コーナーの立ち上がりでは大パワーで加速するインターバル的な乗り方になる。
このワークアウトは、そういうタイムトライアルを想定している。
アップ後一休みしてから4セットのインターバルワークアウトが始まる。ひとつのセットでは、
163% L6 10秒+FTP 50秒
を6回繰り返す。
10秒のインターバル区間より50秒間のFTPゾーンが辛いが、ケイデンスが落ちないように意識すれば6回は耐えられるはず。
6分間の苦しいインターバルが終わると、4分間の完全レスト。
オールアウト寸前の半殺し状態から、脚と心拍を回復させてから、次の地獄の入り口へ…
4セット目が終わればワークアウト終了。
完全レストからクールダウンに突入したときに、28%FTP→75%まで指定パワーが跳ね上がるので注意されたし。
シクロクロスでも、平坦基調のコースではこれに近い踏み方をするので、成績向上を目指すシクロクロッサーの皆様におかれましては、ぜひ取り組んでいただきたいワークアウト。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。