10/23 関西シクロクロス第1戦 日高川

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ついに今年もシーズンイン。関西シクロクロスの初戦は、今回が初開催となる日高川(和歌山県御坊市)。
河川敷に設営されたコースは平坦でスピードが乗る。差がつきにくく、先頭を走るメリットも少ないため、レースは比較的スローペースで進行。
脚を温存し、終盤のペースアップに対応したものの、ここでチェーン落ち。優勝争いから脱落して3位フィニッシュとなった。

10/23 関西シクロクロス第1戦 DECOJA あんちん 日高川

コースコンディション:草地 ドライ

リザルト:3位/42名(14周回 +0:10 順位7% フルラップ完走27名)

機材

Ridley X-Night Disc 2号車

  • 前輪: Shimano WH-R8170-C36 / Panaracer CGCX + Insert / 1.6bar
  • 後輪: Shimano WH-R8170-C36 / Panaracer CGCX + Insert / 1.6bar

※空気圧はPanaracer デュアルヘッド デジタルゲージ基準

目次

動画

すくみずログ YouTubeチャンネルでレース動画を公開中

レース会場

2022-23シーズンの初戦が行われるのは、和歌山県南部、御坊市を流れる川沿いの日高川河川敷。今回が初開催となる会場だ。

「和歌山」というと和歌山市か白浜のイメージだが、御坊市はちょうど和歌山市と白浜町の中間に位置する。
幹線道路沿いには大型店舗が並ぶが、少し路地を入ると、昭和の雰囲気ただよう街並みが残っている。

大阪南部の自宅からも1時間半ほどかかるので、時間とか交通費を考えて、土曜日に前日試走後、前泊することに。

関西シクロクロスの前日試走は2時半頃からだが、今回は訳あって少し早めに現地入りした。というのも御坊市、ちょっとした思い入れがある土地なのだ。

試走時間まで、クルマと自転車でふらふらと…

試走とセッティング

コースレイアウトはイージーで、路面はスムーズな草地、おまけにドライコンディションだが、久々のシクロクロスなので試走は入念に行う。

平坦な河川敷コース Photo マルコマルオ

前日試走は空気圧を徐々に下げながら6周。1.8barスタートで、最終的に1.5barまで落とした。インサートを入れているおかげで、ここまで下げても破綻しない。
ただ、1コーナーに転がってる石でパンクしかねないので、ちょっと上げて1.6barに決定。

書き忘れていたが、タイヤはCGCX。今回のような草地コースにはぴったりの、よく転がるタイヤだ。

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当日は、宿でぐっすり寝て9時起き。10時頃に会場入りした。体がいまいち目覚めてないので、11時半からの昼試走は多めに4周走っておいた。

久々に顔を合わせる知り合いと喋っている間にレース1時間前。

ウエアはワンピースにトップバリュのメッシュインナー、ハーフフィンガーグローブ。気温が高いのでボトルも持つ。
飲料水を忘れたので、洗車用のタンクから水を汲んでおく。金曜日に庭の蛇口から貯めた水だが、少なくともレース中に腹を壊すことはないだろう…

ウォーミングアップはローラーで15分ほど。
徐々に心拍を上げていって、最後に短いダッシュを何本か繰り返す、いつものスタイル。
今日は、先日やったワークアウトの感覚で、15-15インターバルを4本ほどやっておいた。本数とか強度は適当だが、心拍数がVO2MAX域まで上がればOK、としている。

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AJOCCランキング順なので、ゼッケンは1番。最初にコールアップされてグリッドに並ぶ。久々に味わう憂鬱な時間だ。
レース1分前、GoProとGarminのスタートボタンを押したらようやく気持ちが落ち着いた。

Photo 野中ヒデト

レースレポート

13時30分にスタート。勘が鈍っているため、あまり突っ込まず安全マージンを十分って3~4番手で1コーナーへ。
ここは大きめの石がゴロゴロ転がっていてグリップが不安定。いきなり転びたくない。

Photo 野中ヒデト

イン側に無理に差し込んできた選手がいたので、押し返したら杭に引っ掛かっていた。流石に無茶やで…

さて、今回のコースは平坦でスピードが乗り、特に難しいセクションも無い。こういった場合、クリテリウムのようにドラフティングが効くため、いたずらに前を引くのはデメリットが多い。
先頭は消耗するほど踏まないため、レースは比較的スローペースで進行する。

ゾロゾロと連なる数名のパック。先頭は、私と、時折村田さんが引く状況。しかし滉太は一切引かない。ファンの黄色い声援の前でも、1ミリも引かない。

Photo マルコマルオ

でも、村田さんを数秒先行させて中切れしたら、さすがにブリッジを掛けたので、次からはこの手を使おう。

コースが短いためラップタイムは4分15~20秒程度で、レースは14周回もあったが、その殆どは、ただ周回を消化しているだけだった。

レースが動いたのは残り2周回の時。ついに滉太が動いた。
飛び出したところにしっかり反応し、張り付く。

しかし、キャンバー区間で、少し荒いラインでコーナーに飛び込んだら、チェーンが落ちた。こんなところで。

Photo 片桐健

復帰に10秒ほどのロス。滉太と村田さんの先行を許してしまったうえ、斉藤さんにも抜かれて4位まで後退。

ここからは必死の追走。斉藤さんを捉え、さらに先頭パックを追ったものの、流石に10秒差を半周で埋めることはできず、3位単独でフィニッシュ。

Photo マルコマルオ

レースを振り返って

ペースが上がり、バイクコントロールが荒くなった矢先でのチェーン落ち。レースも落とした。

シーズン初戦は自分の、そしてライバルの仕上がり具合を確かめる機会なのだが、今回のレース展開では、結局誰が速いのかイマイチわからなかった。
自分自身についても、勝負どころの前に脱落してしまったため、調子はわからずじまい。

1号車はスタビ付きのリヤディレイラー(シマノGRX RD-RX815)を使っているのだが、今日乗った2号車は2世代前のアルテグラ(RD-6870)。滅多に落ちないんだけど、肝心なときに落ちる。

チェーン落ちは過去何度もやらかしているので、そろそろ対策しよう…

応援・撮影・サポートありがとうございました。
次戦は関西CX第2戦 富田林に出場します。今回と同じような河川敷コース。リベンジしたい。

Photo マルコマルオ
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