10/31 関西シクロクロス第1戦 富田林

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今年も関西シクロクロスが開幕した。第1戦の会場は富田林 石川河川敷の高速コース。
朝に降雨がありコンディション悪化も懸念されたが天候は回復。C1レースの時間には日差しもあって暑いくらいだった。
レースは2位パックで展開したが、これから勝負所というところで集中力を欠いてミス。表彰台を逃し、苦い開幕戦となった。

10/31 関西シクロクロス第1戦 富田林

コースコンディション:草地、ドライ

リザルト:4位/55名(10周回 +1:09 順位7% フルラップ完走40名)

機材

Ridley X-Night Disc 1号車

  • 前輪: PAX CT38W / FMB SSC SLALOM / 1.5bar
  • 後輪: PAX CT38W / FMB SSC SLALOM / 1.5bar

※空気圧はPanaracer デュアルヘッド デジタルゲージ基準

目次

動画

すくみずログ YouTubeチャンネルでレース動画を公開中

レースの準備

自宅から会場まで20km少々なので、レース前日は自走で試走へ。

シクロクロスを走る上で試走は不可欠
2021-22シーズンの関西シクロクロスでは、レース当日の朝と昼に試走時間があり、コースレイアウトや路面の確認を行える。

2021-22シーズンの標準的タイムスケジュール

ただ、レース当日の試走は渋滞してまともに走れない区間もあるので、できれば前日試走に参加するほうが良い。
時間にも余裕があるので、走行ラインの研究や難しいセクションの反復練習ができる。

ただ、富田林はアクセスしやすい会場ということもあり、結構な数の選手が試走に来ていた。

関西CX富田林のコースは、石川河川敷に設営されており、全体的に平坦、路面はよく転がる草地で凹凸も少ない。
平坦コースは単調になりがちだが、一部、台地になった地形を活用し、テクニックが試されるキャンバーセクションとしている。

高低差を利用したキャンバーセクション

同じ河川敷でも、前回の五條シクロクロスよりも広い平坦地なのでコース幅も広く、高速コーナーから中低速コーナーまで組み合わせられていた。

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さて、しばらく好天が続いていたが、レース当日は朝から雨が降った。
小降りだが、手早くバイクを車に積み、間欠ワイパーで会場に向かう。

今回は朝試走はパス。駐車場にクルマを停めて、朝ごはんを食べながらぶらぶらしているうちに雨は上がった。
午前中のレース参加者を見てもあまり泥で汚れていない。やはり河川敷なので、路面の水はけは良いみたいだ。
天気も好転するようなので、昼過ぎのC1の頃にはドライコンディションになりそう。

コンディション回復を見越して、昼試走のタイヤはマッド向けのPanaracer Albitではなく、FMB Slalomで走ってみる。
少し湿った状態だとグリップがやや心許ないが、これで行くことにする。

それにしても、昼試走が11:05~11:45、C1のレースが13:20招集で13:30スタートと、昼飯を食べるタイミングが無い。
本来、食事はレースの3時間前までに取るのが良いとされる。
今回は昼試走直後に食べてみたが、レース中に気持ち悪くなったりはしなかった。レース1時間半前でもイケるな。

レースレポート

予定時刻より少し遅れて招集。ゼッケン1番で、最初にグリッドへ。
朝の雨が嘘のように晴れて日差しが熱いので、こまめに水分を摂っておく。

Photo 神楽坂つむり

13:30にレーススタート。若干出遅れたが、6番手で1コーナーへ。1周目はイージーペース。周囲の動きとコースの路面状況を確かめながら走る。

2周目の途中で、今季からU23で60分のC1レースを走る副島達海が先頭へ。彼には昨季の希望が丘で完敗している。
ついていけないので、滉太と村田さんとの3名からなる2位パックを形成。

Photo 神楽坂つむり

直線で踏んでも離れる様子はないので、先頭に出たときはペースをコントロール。
ただ、暑さもあって徐々に脚が攣り始める。

Photo 野中ヒデト

レースが動いたのは9周目。前輪をくぼみに引っ掛けて前転。
すぐに復帰し、タイムロスはせいぜい2~3秒だったが、リズムが崩れてしまう。

Photo 出羽さん(の動画をキャプチャ)

そして10周目、最終周回。
滉太に追いつくつもりでプッシュしたが、体がついてこない。
冷静さを欠き、なんでもないセクションでフロントを滑らせ、村田さんとも距離が開いてしまう。

ギャップを縮め、ゴール前のスプリントで逆転を狙ったが2秒届かず、4位でフィニッシュ。

Photo 神楽坂つむり

レースを振り返って

表彰台に乗れるレースだったのに、終盤で集中力が切れて一気に崩れてしまった。

昨年の関西クロスC1は50分レースだったが、今年は通常通りの60分で開催。結果的に、レース終盤の弱さが露呈した。
特に今回はトップのゴールタイムが1時間3分と多めの周回数だったこと、気温が高く体力の消耗が激しかったことなど、私にとって悪条件が重なっていたし、もう少し慎重になるべきだった。

来週は美山、上りのパワーとテクニックが要求されるコースだが、相性は良いコース。
昨年は泥コンディションで、チェーンを落としタイムロスしながらも優勝している。

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今年は関西CXランキングの集計と表彰も行われる。総合ランキングで上位に上がるには、レースを落とさないことと、勝てるところで勝つことが重要になってくる。まだまだ始まったばかりの今シーズン、良い流れを作っていきたい。

応援・撮影・サポートありがとうございました。

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