ハードなワークアウトは控えたいが、軽く心拍数を上げて一汗かいておきたい。そんなレース翌日にSteady Climbing。
シッティングでヒルクライムを登るような、比較的低ケイデンスのL3→L4インターバル。メインセットの指定パワーはFTP以下になっている。
7. Steady Climbing
https://whatsonzwift.com/workouts/l-etape-du-tour-training-club/phase-4-7-steady-climbing/
メインセット
- ウォーミングアップ 5分
- レスト 1分+110% L5 1分+レスト 1分
- 95% L4 3分
- レスト 1分
- 4セット×
- 76% L3→92% L4 8分 (※)
- レスト 3分
- クールダウン 5分
※ケイデンス指定
1セット目→70rpm
2セット目→75rpm
3セット目→80rrpm
4セット目→指定なし
ワークアウトについて
ほぼ全員が完遂できるであろう強度のワークアウトだが、特にコメントするところといえばケイデンス指定。
L3→L4へと指定パワーが上がっていく8分インターバル4本は、1本目のケイデンス指定が70rpm。2本目、3本目はそれぞれ75,80rpmと上がっていき、ラストの4本目はケイデンス指定なしとなっている。
低ケイデンスではサドルの後方にどっしり座り、上体を起こしてトルクを掛けていく。それぞれの指定ケイデンスで、どういう踏み方をするのが快適か探りながらインターバルをこなし、最後1本は好きなフォームとペダリングで、自然に踏めるケイデンスで回そう。
テンポ~SSTあたりの強度なので、有酸素運動能力向上が見込めるが、負荷は低く時間も短いのでトレーニング効果はそれなり。パフォーマンスアップにはつながらないので、一汗かくためのライドとか、練習量の調整とかに使うのが良いのではないだろうか。
ログを見ると最大心拍156bpm。レース前のウォーミングアップのほうがよっぽど激しい。
それにしても、Steady Climbingのような体に負担を掛けないイージーなワークアウトは見つかりにくい場所にある。
ワークアウト一覧で最初に目につくLess than an hour to burnのメニューはどれもかなりキツいし、あれでワークアウトが嫌になる人も多いんじゃなかろうか。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。