SST強度で踏みながら、定期的にバーストを入れるキツいワークアウト。GCNのワークアウトには似たような名前のメニューがいくつもあるが、SweetSpot w/ Burstはその中でもメインセットの時間が最長。じっくり44分間にわたって辛い時間を味わえる。
GCN > Race Prep > SweetSpot w/ Bursts
https://whatsonzwift.com/workouts/gcn/race-prep-sweetspot-w-bursts/
メインセット
- 90% L4 SST 2分
- 18セット×
- 120% L6 20秒(100rpm)
- 90% L4 SST 2分(90rpm)
ワークアウトについて
GCNのワークアウトには、似たような名前、似たような内容のメニューがいくつもある。
L3~L4で踏みながら定期的にバーストを入れるメニューは、SweetSpot三兄弟にFTP w/ Burstsを加えた4種類。名前と内容をリストアップすると以下のようになる。
ワークアウト | 本数 | インターバル | レスト | 感想 |
SweetSpot with bursts Whatsonzwift.com | 15本 | 120% L6 20秒 | 88% SST 2分 | (比較的)ラク |
SweetSpot w/ Bursts Whatsonzwift.com | 18本 | 120% L6 20秒 | 90% SST 2分 | 長い |
Sweetspot w/ steeps Whatsonzwift.com | 12本 | 130% L6 45秒 | 90% SST 2分 | キツい |
FTP w/ Bursts Whatsonzwift.com | 12本 | 130% L6 10秒 | 100% L4 2分 | 無理 |
これらのワークアウトの狙いは
- 連続して高出力を維持しながら、短いプッシュを入れること
- 高負荷の状態で脚や心拍を回復させること
実走でありうるシチュエーションとしては、ヒルクライム中に勾配がきつい場所で踏み増すような場合か。
完全にON-OFFとなるインターバルとは違い、有酸素運動の限界付近であるL3~L4で、バーストで生んだ負債を返済する能力が要求される。
実際にやってみると、まず、40分間SSTを続けるのが単純に辛い。そのうえで2分ごとに20秒のバーストを要求されるのだから、たまったものではない。
心拍のグラフを見てわかるように、インターバルで上がった心拍をSSTで落ち着けて次のバーストに備える。しかし、本数が進むと下がりきらなくなってくるので、SSTで90rpmのケイデンス指定に対し、許容範囲ギリギリの85~86rpmくらいで回して、心拍を落ち着けるようにした。
回復のコツは、一定のトルクでスムーズにクランクを回すこと。少し前乗り気味にクルクル回すのが一番良かった。
メインセットはレストなしで44分間に及ぶ。SweetSpot with burstsの15本も多いと思ったが、これは18本。途中で嫌になってきたが、残り本数を数えながら完遂した。
なお、10本目のバースト直後の乱れは、スマートトレーナーの信号がロストしたせい。Ant+接続にしていたのでじきに再接続されて復帰したが、Bluetooth接続だと手間取ることが多い印象。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。