ZWIFTワークアウト FTP SHORT BLOCKS(53min 64TSS)

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FTP付近の強度で、細切れに区切ってペダリングを行う有酸素インターバルトレーニング。
限界まで追い込むことなく、効果的に有酸素能力とFTPを向上させる。

目次

Best of Zwift Academy > ZA 2022 > FTP Short Blocks

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メニュー

  • アップ
    • 40→80% 8分
    • 55% 3分
  • メインセット
    • 4セット×(105% 1分30秒55% 30秒
    • 55% 4分
    • 4セット×(102% 2分55% 30秒
    • 55% 4分
    • 4セット×(100% 2分30秒55% 30秒
  • クールダウン
    • 55→35% 4分

ワークアウトについて

FTP付近の強度を維持することで、有酸素運動能力を刺激するワークアウト。
有酸素域のメニューはFTPインターバルSSTのように、長時間パワーを維持するものが多いが、
今回のワークアウトでは1分30秒~2分30秒に区切り、短いレストを挟むインターバルトレーニングの形態となっている。

メインセットは3つのブロックで構成される。

第1ブロック

4セット×(105% 1分30秒55% 30秒

LT域の上限、VO2MAXの入口の強度で行う第1ブロックは最も高強度だが、一方で継続時間が1分30秒と短い。
脚がフレッシュで心拍にも余裕があるため、難なくクリアできるはず。

第2ブロック

4セット×(102% 2分55% 30秒

4分のレストを挟んで行う第2ブロックは、FTPより僅かに高い強度で行う。
継続時間は30秒伸びて2分間。強度が下がったことより、時間が長くなる方が辛い。

ペダリングと呼吸が乱れないように意識しよう。

第3ブロック

4セット×(100% 2分30秒55% 30秒

最後のブロックは、ちょうどFTPで、2分30秒のペダリング。
FTPインターバルを思えばどうということはない強度だが、これまでのワークアウトで若干疲労しているため、油断は禁物だ。

有酸素メニューの基本はスムーズなペダリング。変に力んで無駄に体力を消費しないよう注意する必要がある。

類似メニュー

2x(5×2) Threshold Fun

本メニューよりさらにライトな有酸素インターバル、2x(5×2) Threshold Funをまず紹介しよう。
インターバル継続時間に対して負荷は低く、フィジカルの限界を叩くというよりもフォームや心拍をコントロール下に置いて取り組むトレーニングと言える。

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Lactate Shuttle #1

Lactate Shuttle #1はいわゆる乳酸シャトルメニューで、狙いは乳酸耐性と回復力の強化だが、パワーの出し方は近いものがある。
ただしこちらはL5で脚に乳酸を溜めてからFTPインターバルに移るため、よりハードだ。

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FTP Development

最後はちょっとハードめなやつ、FTP Developmentを紹介。
合計32分のFTP走を行うが、2分ごとに短いレストを挟んで細切れにすることで、肉体的、精神的な負担を軽減しつつ滞留時間を稼ぐというものだ。

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ワークアウト実走

多少上げてもいけそうなので負荷103%で挑戦。

負荷が上がった結果、第1ブロックはVO2MAXインターバルになるが問題なくクリア。

だが、第2ブロックで途端に苦しくなる。ちょうどL4(LT)とL5(VO2MAX)の間の負荷になり、脚にダメージが蓄積されていく。
セット間の30秒レストでは何も休まらない。

しかし、このワークアウトで最も苦しいのは最後、第3ブロックだ。ここでは負荷は低いものの2分半のエフォートを要求される。
脚もだが、身体の冷却が間に合わなくなってどんどん熱が籠もっていく。
ボトルの水を飲み干し、虚ろな目で残り時間を見ながら完遂。

上体のフォームやペダリングを意識する余裕はあったが、さらに強度を上げる気にはなれなかった。

関連情報

SARISサポートライダー活動について

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: P1120042-150x150.jpg

2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。

トレーニングにはSaris H3を使用しています。

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