女子プロレーサーのトレーニングキャンプをモデルにした「Voxwomen Tour 2021」より、Tanja Erath選手のFTP強化ワークアウトに挑戦。
主にLT域に滞留するプログレッシブインターバルは適度な負荷で、有酸素運動能力をじっくり積み上げる。
Voxwomen Tour 2021 > Tanja Erath – FTP Booster
https://whatsonzwift.com/workouts/voxwomen-tour-2021/tanja-erath-ftp-booster
メニュー
- アップ
- 50→75% 8分
- 3セット×
- 54% 40秒 (95rpm)
- 86% 20秒 (110rpm)
- 83% 4分
- 95% 30秒
- レスト 47% 1分
- メインセット
- 3セット×
- 82% L3 2分
- 97% L4 2分
- 104% L4 1分
- 114% L5 1分
- レスト 43% 2分(セット間のみ)
- 3セット×
- クールダウン
- 65→40% 5分
ワークアウトについて
プログレッシブインターバル、すなわち、徐々に負荷が増すインターバルを行うメニュー。
定番の30分ワークアウトだとLavender Unicornや、他にはProgressive 11min Climbが挙げられる。
徐々に負荷が上がっていくので、フォームを整えてスムーズなペダリングを意識し「無駄踏みしないこと」が求められる。
「ターニャのFTP Booster」のメインセットは
- 82% L3 2分
- 97% L4 2分
- 104% L4 1分
- 114% L5 1分
を、2分のレストを挟んで3セット行う。
最後1分だけL5に踏み込むが、ほとんどがL4以下で、オールアウトには程遠い負荷。
それだけに、心拍数やペダリングフォームを「コントロールして」こなす必要がある。
MMPの限界に挑むトレーニングも良いけど、こういう、無駄を減らして効率よくペダルを踏むためのメニューもまた大きな意味がある。
ワークアウト実走
メインセットの負荷が大したこと無い割に、ウォーミングアップは充実している。
ランプアップ、ペダリングドリル、そしてテンポ走…これだけで15分以上。
アップを簡略化すればLess than 30 minutes to burnに詰め込めたんじゃないだろうか…
とにかく、入念すぎるアップを終えたら1分のレストの後、メインセットが始まる。
メインセットは前述の通り負荷は大したこと無いし、ケイデンス指定もない。
なるべく脚を使わないように、心拍を上げないように、スムーズなペダリングでこなす。
きちんとセーブできていれば、各セットのラスト2分に待ち構える
104% L4 1分→114% L5 1分
はどうということ無いはず。しかも、セット間には2分もレストがある。
ハードなメニューはやりたくないけど、軽く汗をかいて調子を整えておきたい。
そんなときにおすすめのワークアウト。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。