MTBレースにおける、コーナーでのポジション争いを再現したワークアウト。
パワーを維持した状態から、高いケイデンスで加速していくブロックを繰り返す。
Singletrack Slayer > Week 7 > Higher And Faster
https://whatsonzwift.com/workouts/singletrack-slayer/week-7-3-higher-and-faster
メニュー
- アップ
- 50→75% 7分
- 50% 1分
- 5セット×(90% 1分+70% 1分)
- 50% 1分
- 88% 3分
- 50% 2分
- メインセット
- 4セット×
- 90% 3分 (100rpm)
- 65% 2分 (80rpm)
- 110% 1分 (110rpm)
- 50% 3分 ※セット間のみ
- 4セット×
- クールダウン
- 50% 5分
ワークアウトについて
MTBレースにおける、コーナーでの攻防と出口でのダッシュをシミュレートしたワークアウト。
特に平坦コーナーを想定しており、高いケイデンスで素早く加速するような内容となっている。
メインセットはケイデンス指定があり、以下のように構成される。
L4 90% 3分 (100rpm)+L2 65% 2分 (80rpm)+L5 110% 1分 (110rpm)
パワーを保ちながら巡航(L4)→コーナリング中の位置取り(L2)→出口でのダッシュ(L5)という想定だろうか。
セット間には50% 3分のレストが挟まれる。
ケイデンス変化が大きいため、パワーゾーンが切り替わるタイミングでシフトチェンジし、素早く回転数を合わせたい。
類似ワークアウトとしては、まずWave Rider。
SSTの途中にハイケイデンスのダッシュを挟むという構成。個人的に好きで、よくやるメニューだ。
他には、コンセプトは異なるがThe Carapazなど。
どちらもレストが少なく、本稿で紹介するHigher and Fasterより時間効率が良い(笑)
ワークアウト実走
見るからにヌルい本メニュー。最初から負荷を上げて112%からスタート。
24分間の長いアップを終えると、ようやくメインセットに。
アップ中は脚が回らない気がしていたが、メインセットに入ると普通に踏んでいける。
少し余裕がありすぎるので、2本目の直後に負荷を115%にアップ。
それでもまだ力を余している感じだったので、4セット目は118%で行った。
ケイデンスの上下はあるものの、1分走るの前後にはイージーなセクションがあるし、かなり負荷を上げても完遂は難しくなかった。
これはフィジカル向上のため追い込むトレーニングメニューではない。適度な負荷で調子を整えたいときに試してみると良いと思う。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。