オールラウンダー向けのトレーニングメニュー。低強度のL2走に始まり、VO2MAXインターバル、そして無酸素インターバルを順に行っていく。全体的にイージーで、ブロック間のレストも十分に確保されているため、余裕を持って取り組める。
Pro Training Camp | INEOS Grenadiers > INEOS Grenadiers: All Rounder
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メニュー
- アップ
- 55→65% 5分
- メインセット
- 75% 5分
- 82% 30秒+55% 30秒
- 100% 30秒+55% 30秒
- 110% 30秒+55% 30秒
- 115% 30秒+55% 30秒
- 130% 30秒
- レスト 55% 5分
- 4セット×(70% 1分+115% 1分)
- レスト 55% 5分
- 8セット×(140% 20秒+55% 40秒)
- クールダウン
- 65→50% 5分
ワークアウトについて
本メニューはオールラウンダー向けとされており、ターゲットとするパワーゾーンが異なる3つのブロックで構成される。
① L2走+プログレッシブインターバル
75% 5分
30-30インターバル(82%→130%)
② VO2MAXインターバル
4セット×(70% 1分+115% 1分)
③ 無酸素インターバル
8セット×(140% 20秒+55% 40秒)
とはいえ、全体的に強度はイージーで、激しめのウォーミングアップ程度の負荷だ。
パフォーマンスアップを目的としてトレーニングするなら、各ゾーンをちょっとずつつまみ食いするよりも、ターゲットを絞ったメニューをこなすほうが効果的だ。
VO2MAXインターバルなら、定番のLactate Shuttle Short。
他には、Mitochondriaなんかもおすすめ。
無酸素インターバルはメニューを選ぶだけで嫌になるのだが、強度と時間が可変するタイプでBaffling Beauとか。
マイクロバーストが嫌いなら、インターバルが長めの無酸素メニューもある。
10.5 Minutes Of Painは30分以下で終わる。なおタイトルに反して、プッシュする区間は9分しかない。
L2トレーニング…LSDは、時間ばかりかかってぶっちゃけ効率が悪いので、ローラーでやる意味は無いと考えている。あれは実走サイクリングのついでにやるものだ。
わざわざローラーに乗るくらいのトレーニング意識があるなら、SSTでもやるほうがずっと良い。
ワークアウト実走
だらだらとTSSを積みたかったので、ヌルそうな本メニューを選択。
メニュー解説でも書いた通り、3ブロックとも、ちょっとしたウォーミングアップ程度の負荷だ。それでいて、ブロックあいだには過剰ともいえる5分間のレストがある。
3ブロック目の無酸素インターバルは、後半負荷を10%アップしたが、それでもまだ余裕を感じた。
オフや病気・怪我からの復帰時にやるメニューとしては良いが、少々甘やかしすぎだ。
パフォーマンス向上を目的とするなら、他のもっとハードなワークアウトをすべき。時間は限られている。
関連情報
SARISサポートライダー活動について
2020年12月よりSARIS JAPANサポートライダーとなり、
インドアトレーニングやバーチャルライドを盛り上げる活動を行っています。
トレーニングにはSaris H3を使用しています。